アドベント絵本
クリスマスには去年も河野さんが訳された絵本『ちいさなもみのき』を楽しんだのだけれど、今年の『こぐまののクリスマス』もすてきです。アドベントカレンダー風つくりになっていて、ペーパーツリー(付いています)に、一日ごとのお話を読み終わったら、絵の中に置いてある封筒を開いて、そこから飾り物を取り出し、ペーパーツリーに飾るのです。ちびちゃんも喜んで、今日のお話読んで!と言っては、ツリーに飾りを増やしています。訳者の河野さんによると、フランスらしい物語で日本語にするのも楽しい作業でしたよ、とのと。
お話は――、こぐまがクリスマスをお祝いするのに、もみものきを飾ろうとすると、なんと飾りは一つ残らずなくなっていました。そこで、お祝いにくるみんなに、クリスマスの飾り物をひとつずつ持ってきてもらうことにしたのです。ほたるや、ちょうちょう、ハリネズミなどなど、みんなどんな飾り物をもってくるでしょうか。
読みながら待つクリスマス、そのお話には格別な楽しさがあります。
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