エヴァ・ビロウの絵本
『ハリネズミかあさんのふゆじたく』
(エヴァ・ビロウ さく・え/佐伯愛子やく/フレーベル館)
縦19cmほどの、小さくてかわいらしい絵本。手にとるのがうれしくなるサイズの絵本です。
1948年初版のもので、1990年に復刊。そして、今度は私たち、日本の子どもたちも読めるようになったのはとてもうれしいこと。作者、エヴァ・ビロウは1902年にスウェーデンに生まれ、10歳の頃に、エルサ・ベスコフと出会い、絵本の世界に入ろうと思ったそうです。その意志をつらぬき、ストックホルムの美術学校にすすみ、その後40年以上にわたって、教師と絵本制作のふたつの仕事に携わり、1961年には、エルサ・ベスコフ賞を受賞しています。この絵本の原画は、現在スウェーデン国立博物館が所有しているとのこと。1993年に永眠。
さて、絵本の物語は、こんな風です。
ハリネズミかあさんには、10ぴきのこどもがいました。ある日、こどもたちに冬の靴をつくってあげようと思いたちました。まず蛇の皮をとりだし、うさぎに靴の形に切ってもらうようにお願いします。そうして、様々な工程を動物たちにお願いしていくのですが、なかなか計画どおりにはいかず……。
シンプルな二色刷の絵は、軽やかで楽しいハリネズミかあさんと、元気なこどもたちを描き出し、靴がどうやってできていくのかしらという興味をひっぱります。わが家でも、3人の子どもたちに読んだのですが、次々に起こるハプニングに、だんだん笑いがとまらなくなり、最後にへぇーとなっていました。
うれしいことに、この絵本は(以下続刊)とありましたので、また次の楽しみがありそうです。わくわく。
« 歳事唄 | トップページ | 潜水服は蝶の夢を見る »
« 歳事唄 | トップページ | 潜水服は蝶の夢を見る »
コメント