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2008.02.09

つらつらと

 ラングの童話集を読みながら、同じ話を別の本で読んだり、昔話についての本を読み返したり、ひとり楽しい読書時間を夜な夜な楽しんでいるところ。今年に入ってからの読書はずっといい感じです。

 子どもたちは友だちの家に遊びに行き、つれあいは仕事に出かけたので、ひとり図書館へ。1月30日付け朝日新聞に石井桃子さんが朝日賞を受賞したスピーチが載っているのを読む。大沸次郎賞のスピーチもあり、『悪人』の吉田さんが39歳で受賞というのは最年少とか。吉田さんも石井桃子さんのスピーチに感じ入った様子。ノンフィクション作家の最相さん星新一さんの評伝で受賞したので、この賞は星さんにささげたいと。そしてこれからまたノンフィクション作家としてゼロから取材をはじめていると言われています。石井さんのスピーチは詩的な言葉で喜びを語ったと報じられているように、独特の言葉で嬉しさを表現されていました。 

 蓮實重彦氏による『白暗淵』論が今月の雑誌「新潮」3月号に掲載。

 「芸術新潮」の3月号には、松浦弥太郎さんのインタビュー記事あり。「暮らしの手帖」、うーん、うーん。

 「みすず」読書アンケート特集をなかなかじっくり読めないでいるのだけれど、いまぱらりとみて食指をそそられている本はこちら↓。

きだみのる―自由になるためのメソッド
太田越 知明
未知谷 (2007/02)
売り上げランキング: 61014
おすすめ度の平均: 4.5
5 メディアに携わる人なら見逃せない稀覯本
4 思わず引き込まれる、きだの精神史
4 記録、分析、評論としても出色のでき

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コメント

こんばんは~

「文藝」2月号、桐野さん特集だとは認識していたのですが、ここにも池澤さんの対談があるのですね。なんと江國さんと。気づいていませんでした。読まねば。教えてくださってありがとうございます。池澤さんもあちこちで対談されていますものね。「エスクァイア」については、ぜひとも!ふじもとさんの感想をお聞きしたかったのです~。特集をみた時に、まっさきにお顔が思い浮かんだので(笑)。

今日は、『荒地の恋』を読みました。おもしろかったです。詩人、詩人、うーん、と思いながら。

こんにちは♪
『~自由になるためのメソッド』おもしろそうですね。ただでさえ、三年分くらいの積読をどうにかしないと……という状況なのですが、さかなさんの日記を読むと、読みたい本が次から次へと増えてしまいます。

雑誌も、もっと丁寧に読んでから……と思いつつ、いつも「あーもー邪魔」とか言いながら捨てています。それも、こちらの記述を読むたびに、きちんと大切に読まないとダメだなあ、と反省してます。

最近ですと『文藝』2月号の桐野夏生特集を読んで「2年くらいまえに出た新潮社のムック本に比べると・以下略(でも、池澤夏樹の世界文学全集についての対談は某他誌のものよりも個人的には好み)」とか、クラシック音楽(ピアノ)特集のエスクァイア最新号は「好きなライターさんが何人か関わっていらっしゃると聞いたのですごく期待していたわりには・以下略(でも、わたしが通訳したアレクサンドル・タローのインタビュー記事が特集の一環として登場していたのでうれしかった)」とか。

久しぶりのコメントなのに、うだうだと書いてしまってすみません。

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