書の絵本
『とめはねっ』の書道漫画の話題から、『月人石』(乾千恵・書/谷川俊太郎・文/川島敏生・写真/福音館書店)を紹介していただきました。
そういえばと、本棚を探すと、2003年にペーパーバックで出たものをもっていました。そうです、こちらも書の本、絵本です。そして、書とともに、文、写真も堪能できる一冊。
巻末には、絵本に掲載された「扉」、「猫」、「風」、「音」など13文字が中国語、韓国・朝鮮語、インドネシア語、アイヌ語など19の言語で紹介されているのも読みごたえ、見ごたえあります。
見開き右側に写真と短い詩のような文章が、左側に乾さんのダイナミックで美しい書がある構成です。書と写真はぜひぜひ本で直接ご覧ください。文章を2つ引用します。
かぜが
きのうを
きょうにつなぐもじに ひそむ ひとの こころ
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ぶなの木さんのおかげで、久しぶりに読み返しました。2003年には、まだ1歳だったちびちゃんがいまや自分でも読める年齢になったことに時を感じてしまいました。
ちびちゃんとまんなかの子に、眠る前読んだのですが、ちびちゃんが「なんだかいい本だねー」と言ってました。うんうん。まんなかの子は漢字が読めるので、「へぇ、こういう風にも書けるんだ」と眺めていました。
投稿: さかな | 2008.05.27 09:55
「月人石」紹介してくれて嬉しいなあ。そうそう、この詩?になんだかとっても惹かれました。
投稿: ぶなの木 | 2008.05.27 08:30