気づいていませんでした。『赤毛のアン』の新装版がこの2月から順次出ていたことを。今日届いた「波」での、茂木さんと梨木さんの対談で知りました。このおふたりのアン関連文章は「yomyom」にも載ってますが、個人的には、こちら「波」での対談の方が、はじけていておもしろかったです。
そしてそして新装版では、お孫さんである美枝さんが補訳されていることを、いまさらながらに知りました。梨木さんが「どこが繋ぎ目かわからないほど村岡訳のテイストがあるれんばかりに生きていて、素晴らしいと思いました」といわれているのですもの、読まねば。
« 気になる新刊 |
トップページ
| 大きくなるタラの木 »
« 気になる新刊 |
トップページ
| 大きくなるタラの木 »
なつかしいですよね。
きょんたさんもエミリーだったのですね。私はオーソドックス(?)にアンです。あのふくらんだ袖の洋服を欲しがったり、赤毛をからかわれて、ギルバートに石版をたたきつけたりするところが共感しきりでした。当時もいまも、洋服にそれだけの執着がなかったのですが、何かを欲しくて欲しくてという気持ちに、わかるわかる!と読んでいたと思います。新装版、買わなくちゃ。
投稿: さかな | 2008.07.01 08:37
あー、なんか懐かしいです~。
10代のころ、いちばん好きな作家は、と訊かれたら、迷わず「モンゴメリ」と答えてました。
そしてわたしもだんぜんエミリー派!(アンシリーズではリラがいちばん好き)
「丘の家のジェーン」も大好きだったのですが、映画化されて大喜びで観にいったところ、オカルトテイストが強すぎてすごーくがっかりしたことを覚えています。
投稿: きょんた | 2008.07.01 08:27
梨木さんもエミリー派だったと対談でお話されています。私もいま再読したくなってます。
ほんとうに、講談社文庫、角川文庫、文庫に児童文学入ってましたよね。柏葉さんの『霧のむこうのふしぎな町』はデビュー作品だったんですよね。大人になってそれを知り、すごいなあと思いました。岩波文庫とて、私が読んでいたときは、まだあのパラフィン紙がまかれているものでした。今西さんの作品もよく読みました。(偕成社からでている源平絵巻物語、絵は赤羽さんですが、こちらは大人になって読みました。すばらしかったです)『肥後の石工』は私はどの版でもっているかしら。大石真さんの作品もなつかしいです。あと、佐藤さとるさんのコロボックルシリーズも夢中になって読んでました。立原えりかさんも。この話、とまらなくなりそうです(笑)。
投稿: さかな | 2008.07.01 07:44
わたしも十代の時、新潮文庫でモンゴメリ読破世代です。アンより、パットやエミリー派でした。アンシリーズでは『アンの幸福』がお気に入りで、一昨年ふと読みたくなり買い直した時、訳文に微妙に手が入っていることに気がつきました。カザリン・ブルックがキャサリン・ブルックになっている!彼女は気になる登場人物だったんだなと実感。
角川文庫や講談社文庫に児童文学がいっぱい入っていた時期がありましたね。講談社文庫の黄緑(後にピンク)の背表紙は懐かしいです。『教室205号』に『肥後の石工』、柏葉幸子『霧のむこうのふしぎな町』は挿し絵ごと愛読していたので、最近全然違う挿し絵がついた本を見つけて、時代の流れを感じました。
投稿: 野々宮 | 2008.06.30 22:49