第6回(平成20年)角川財団学芸賞
黒岩比佐子さんに注目しているので、うれしい受賞のニュース。
『編集者国木田独歩の時代』(角川学芸出版)が受賞されました!
角川財団学芸賞とは(サイト[Link]より)
1.高レベルの研究水準にありながら、一般読書人にも読まれうる研究著作
2.卓抜な研究蓄積から生まれた、啓蒙的ないし評論的な著作
3.専門研究・研究書からの敷衍・応用として、一般性のあるテーマで、独創的に構築された著作-評伝・都市や物事の個別史などを対象。
〈本賞の目的〉
アカデミズムの成果を広く読書人・読書界につなげ、もって研究諸分野の発展に寄与すること。
ちなみに、今年度は2作品が受賞しています。
黒岩比佐子[作者blog]『編集者国木田独歩の時代』(角川学芸出版)と、もう1作品は、太田素子『子宝と子返し-近世農村の家族生活と子育て』(藤原書店)です。
●過去の受賞作
第5回(平成19年度)大塚 英志『「捨て子」たちの民俗学 小泉八雲と柳田國男 』(角川学芸出版)
第4回(平成18年度)三枝昂之『昭和短歌の精神史』(本阿弥書店)
第3回(平成17年度)佐伯真一『戦場の精神史 武士道という幻影』(日本放送出版協会)
第2回(平成16年度)瀧井一博『文明史のなかの明治憲法』(講談社)
第1回(平成15年度)三浦佑之『口語訳 古事記 完全版』(文藝春秋)
奨励賞 宮脇 真彦 『芭蕉の方法 連句というコミュニケーション 』(角川書店)
« 2008年ブッカー賞 | トップページ | 全米図書賞(児童書YA部門)最終候補作 »
コメント