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2008.10.17

海街Diaryの2巻がでた

海街diary 2 (2) (フラワーコミックス) 海街diary 2 (2) (フラワーコミックス)

 出ているの知らずに書店で見つけて、即購入。
 今回は以前に出ている『ラヴァーズ・キス』の登場人物がいくどとなくでてくるので、既視感をもたらすそれが、ちょっと複雑な気持ちになった、のですが、純粋に四人姉妹の話を読みたいというわがままな気持ちをもつことは、この本から吉田秋生作品に入る人には何の関係もないこと。

 そのわがままを横においていても、ツボにくる台詞を書かせたら天下一品の吉田秋生さんは、期待を裏切らず。幸に語るアネゴ藤井先輩の台詞はじーん。大船のおばさんもよいなあ。

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コメント

bakuさん

そう吉田さんの漫画は再読するたびに、小説と同じく発見がありますよね。だめ母も突き放すだけじゃなくて、ちゃんとひとりの人間として描けていて、好き、嫌いだけの選択肢じゃないものをもらっている感じがします。

でも、この3姉妹の方の母ちゃん、娘たちにしたらしんどいでしょうね(苦笑)。

読みました。
登場人物、ひとりひとりの、どんなにちょっとしたセリフの中にも
そのひと自身があらわれていて、一回目は勢いで読んでしまったけど
二回目はそういうことも かんじながら読みました。吉田秋生さん、すごいなあ。これまで彼女の漫画をよく知らずにきたのですが読んでみたいとおもいます。ここで、再びであえたことに おおきにです。

hanemiさん

「女子寮の一番下っ端」なんて中学生でさらりと言ってのけるすずちゃんの大人さがすてきです。1巻も再読しはじめるともう一回もう一回と数回読み直しました。

あと、姉ちゃんズでは、酒豪で酒癖が悪い姉ちゃんも好みなんです。アフロ姉ちゃんもいいですね。幸姉ちゃんが幸でいられるのも、この2人があってこそ。で、この3人がいるからすずも「女子寮の一番下っ端」をエンジョイできるんですよね。女とか、姉妹とか、きょうだいとか、親子とか、ほんとよく描けているなあ。

bakuさん

私も読みながら、自分におきかえてしまうことがありました。特に2巻はそれが生々しくなっています。子どもであることを奪われることほど哀しいことはありませんと言いきった幸姉のバックグランドをみるようで。しかし、子どもを見捨てて自分を一番にした母親の描き方も、吉田秋生さんならではのやさしいまなざしがありました。

ぜひぜひ読んでみてください。

私も店頭で見かけて、即、買いました。
で、急ぎの仕事の合間を縫って(というか、無理やり作って)読んでしまいました。少し落ち着いたので、今日、再読。繰り返し読んで、反芻したくなる本です。
すずもいいですよね~。「女子寮の一番下っ端」とか。あと、中学生になるとフィジカル面で男子に勝てないというのも、いろいろと思うところがありました。

わあ、早く読みたいです。
一巻が出たときもここで知りました。
親子や姉妹について、このごろおもっているので 余計に。

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