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2008年10月

2008.10.31

ごはん

 昨日の夕方、サプライズでいただいたニジマス。発泡スチロールの箱の中でぴょんぴょんはねまわっていた3尾をいただき、子どもたちは、元気だねえと大喜び。
 絶命させるのもみんなで近くでみて、「ああ、死んでしまった。食べてる魚は最初はこうやって元気だったんだね、食べるのかわいそうだね」

 つれあいが昨夜のうちに、三枚におろしてくれたので、今日は塩、こしょうして、小麦粉パンパンはたいて、オルチョたっぷりでムニエルに。レモンと、庭のパセリをみじん切りにしたものをかけました。

 おいしい!

 一番元気だったニジマスを食べたのは、ちびちゃん。これ、一番元気だったね、おいしいねと、皮もうまい!と、きれいにきれいに食べました。

2008.10.30

カイサとおばあちゃん

カイサとおばあちゃん (リンドグレーン作品集 23)

 リンドグレーンの新刊です。作品集でいえば23番目にあたるこの『カイサとおばあちゃん』を読んで、ほんとうにリンドグレーンはすごい、そう思いました。

 子ども時代の幸せを描く作家としてのリンドグレーンは言わずもがなですが、現実的な、ありていにいうと不幸な子どもを描ける作家でもあるのです。10編の短篇がおさめられているこの本でも、子どものせつない状況をセンチメンタルでなく描き、うなりました。すごいです。
 子どもは幸福な時間を過ごしてほしいと思います。けれど、死に近い、あやうい所でいつもバランスをとりながら日々を重ねているのも現実です。そんなあやうさが死と重なった時の話、「プリンセス・メーリット」では、最後の二行はことさら胸にきました。

 

2008.10.29

気になる新刊

                                                             

3びきのゆきぐま

 『3びきのゆきぐま』(ジャン・ブレット作 松井るり子訳 ほるぷ出版)

 ジャン・ブレットという絵本作家の名前を覚えたのは、同じほるぷ出版から出ている『ぼうし』を読んだ時です。小さい書影ではそこまでみえませんが、この画家の描く絵はとにかく、細かくて美しい。そして、見開きの中心で動いている時間、サイドで動いている同じ時間の別のシーンと、見るところがいっぱいある絵本なのです。

 新刊絵本はこれからの寒い季節にぴったりの、北極圏を舞台にした、「さんびきのくま」のお話。

 子どもたちに読んでいると、このお話知ってる、さんびきのくまだ!とすぐにわかった様子。あ、でも、これ女の子だねとめざとく見つけるちびちゃん。そう、たいていの民話では、さんびきの一番下は男の子の設定ですね。
 そして、『金のがちょうのほん』に収録されている「三びきのくま」では、きんきらこという呼ばれる少女で登場するのが、ここでは、イヌイットの少女アルーキ。
 サイドストーリーとあわせて、子どもたちも指でいま、ここはこうなってるね、ああなってるねと、メインとあわせてお話の流れをつかんで楽しく聞いていました。私もこの絵本は読んでいても、見たいところがいっぱいなので、子どもと読む以外にもひとりで、じっくり読んでいるのです。

 作者写真は、なんとイグルーの前に立っているもの。イヌイットの人々に会いに、カナダ北部のヌナブト地方の首都、イカルイトを訪れたとあります。ご自身の目でみた美しいものが、絵で表現されているのでしょうね。美しい一冊です。

 前作の『ぼうし』(ジャン・ブレット作 松井るり子訳 ほるぷ出版)もおすすめです。

2008.10.28

PWより

気になる新刊

                                                                                          

2008.10.27

あの犬が好き

あの犬が好き

 ずっと待っていたシャロン・クリーチの『あの犬が好き』が刊行されました。とってもすてきでした!
 訳された金原瑞人さんの日記サイトから、この本を訳されているということは少し前から知っていたのですが、さて、いつ出るのだろうと、それこそ首を長くして待っていた本です。
 『めぐりめぐる月』(もきかずこ訳/講談社→偕成社)、『赤い鳥を追って』(もきかずこ訳/講談社)など長篇作品の印象があります。今回の邦訳本は詩です。

 帯にあるように、ひとことで言うと「詩と少年と犬の物語」
 黄色い表紙に描かれている犬の絵はウィリアム・スタイグによるものです。
 詩はこんな風に日付とともに、日記風に綴られていきます。

 11月29日
 (中略)
 いちばん好きなのは、
 犬の詩の犬。
 だって、
 うちにいた黄色の犬は
 よく横になって
 舌をたらして
 あごを
 前足の上に
 おいて
 ときどき
 ハエをぱくっとやって
 それから寝たんだ。
 だふっとした皮につつまれてさ。
 あの詩にそっくり。
 ヴァレリー・ワースさんの
 短い詩にでてくる
 犬にね。

 書いているのは、少年ジャック。
 詩なんて男は書かない、
 そう思っていたのに、少しずつ詩に惹かれていくのです。
 詩人達の書いたものを読み、自分の書いたものも、学校の先生に認められて……。
 ジャックにとって大事な詩人として登場するのは、ウォルター・ディーン・マイヤーズ。
 この『あの犬が好き』という本も、作者のクリーチがマイヤーズの「あの男の子が好き」という詩からインスピレーションを得て書き上げたそうです。

 多作なマイヤーズですが、日本ではそれほど紹介されていないんですね。詩集も読んでみたくなりました。『あの犬が好き』の余韻にひたっていると、手元にあるマイヤーズも読みたくなり、本棚から探しまくり、これから再読しようと思っているところです。

2008.10.26

ごはん

 先日、妹からスープカレーのレトルトを送ってきてくれ、それを食べたらおいしかったので、今日は昨晩からルウを仕込んで挑戦したつれあい。
 さまざまなスパイスをいれてつくるも、なかなか、ピリッとくる味になりません。
 大人用の辛いのと、子ども用のマイルドの2種類を同時につくっていたのですが、最後に昨夜つくったパプリカの煮込みで残ったオルチョたっぷりの汁を加えると、いい味になりました。
 うーん、おいしい。
 私も味見をしながら、味が刻々と変化していくのがとても楽しかったです。スパイスっておもしろい。


2008.10.25

ごはん

 ずっとつくろうと思っていた、パプリカと鶏肉のオルチョ煮。いまが旬のうちにと、国産パプリカと国産もも肉を準備して、今日の夕ご飯に。ケッパー、塩、にんにくのつぶしたもの、ミニトマトを数個つぶしたもの、庭のパセリ、そしてオルチョたっぷりかけて、じっくり火をいれます。いやもう、パプリカのくたくた煮た甘み! 家族一同、これ、おいしーい! 鶏肉のうま味をたっぷりすったパプリカよ。うーん、大満足でした。
 レシピはオルチョのここ[Link]で見られます。

 ほかは、きゅうりとわかめの酢のもの、根菜たっぷりのおみそ汁、五分づきごはん。新米、とってもおいしいです。今年のアキタコマチも美味。

 そうだ、今朝は初めてベーグルをつくりました。レシピはこちらの人気ブログから[Link]です。子どもたちは、できたてにスライスチーズをはさんでおいしく食べました。またつくろうっと。

2008.10.24

気になる新刊

                                                                                          

2008.10.23

気になる新刊

2008.10.22

PWより

2008.10.21

整理

 本にタグがついていて、探している本をサーチしたらピピピっと音が出てほしいと思うこのごろです。整理もせずに、積んで積んで本の山。家族にもそれを強いてしまっているので、今日はすこーしだけ片づけ。山が崩れると、部屋も見通しがよく、子どもたちも大喜び。私も片づけながら、子どもたちの小さい頃の写真がまぎれていたり、手紙がまぎれていたり、いまも小さいと思っていたけど、もっとちびちゃんだったんだなあと幸せなひとときでした。

 久しぶりに背表紙がみえる本棚になり(少しですけれど)、子どもたちも、取り出しては読んでいました。これを定期的にしようと、いつも思うのですけれど。

 話変わって、「たくさんのふしぎ」の10月号を購入しました。(片づけてもまた買ってしまう。。。)もう11月号が店頭に並んでいますね。買い取りの月刊誌なので、多くの書店ではないでしょうが。ニホンミツバチのことが描かれていて、いまでは、稀少すぎて商売にもならず、飼っている人はほとんど趣味だとか。最後の方には、幼虫の刺身など料理も載っていました。ちびちゃんは、それを読んだ夜、夢にハチの幼虫を食べている自分が出てきたそうです。こわかったー! と、朝いちばんに教えてくれました。

2008.10.20

はなたれこぞうさまと漁師とおかみさん

はなたれこぞうさま (てのひらむかしばなし)

 てのひらむかしばなしむかしばなしの第二集がではじめました。
 これは3冊刊行された内の1冊です。
 善行を積んだおじいさんの元に、はなたれこぞうさまが授けられるのですが、さて、どうなりますか。

 だいすきな『漁師とおかみさん』に通じる、人の欲深さがよくでていて、くすりとさせられます。子どもたちも、これ、あのおかみさんに似てるね。でも、今度のは、おばあさんじゃなくておじいさんなんだね、とおもしろそうに聞いています。

 ペーパーバックの装丁ではなく、版型は小さいもののしっかりした丁寧なつくりのこのシリーズ。これをさきがけに、他の版元からも昔話の絵本がいくつか出ています。昔話といっても、さまざま。語り口や展開で、もたらすものがおおきく違ってきます。このシリーズがどんなラインナップをそろえていくのか楽しみです。

2008.10.19

うれしいニュース!

 友人が8661編の作品の中からみごと入選! 優秀賞![Link] すばらしい!!
 とってもうれしいです。すごいです。
 ぜひ、次はあの賞を!! と、人ごとながら欲をだしてしまいます
 なんて、先の話をするのは野暮ですね。

 とにもかくにもおめでとうございます!

 

2008.10.18

天ぷら

 つれあいが天ぷらにこっているので、週末は腕をあげるべく! ということで、今週も天ぷら。今日はJAの市場みたいなところに行ったので、新鮮な地元の野菜を仕入れてきました。上の子が「しいたけは欲しいよね」とカゴにいれた肉厚しいたけが今回の天ぷらの具材。その他には、同じくそこで買った肉厚のピーマン。知り合いからもったさつまいも。玉葱、じゃこのかき揚げ。いずれも、本当につくるごとにうまくなってます。キャベツも大きいのを買ったので、それでロールキャベツもつれあい作。明日の朝はこのスープを食べるのだ。

 汁物は私がつくりました。しじみと水菜のみそ汁。五分つきごはんに、JA市場で出店されていたボイルされたつぶ。

 デザートの果物も、買ってきた梨。地産地消の夕飯でした。

2008.10.17

海街Diaryの2巻がでた

海街diary 2 (2) (フラワーコミックス) 海街diary 2 (2) (フラワーコミックス)

 出ているの知らずに書店で見つけて、即購入。
 今回は以前に出ている『ラヴァーズ・キス』の登場人物がいくどとなくでてくるので、既視感をもたらすそれが、ちょっと複雑な気持ちになった、のですが、純粋に四人姉妹の話を読みたいというわがままな気持ちをもつことは、この本から吉田秋生作品に入る人には何の関係もないこと。

 そのわがままを横においていても、ツボにくる台詞を書かせたら天下一品の吉田秋生さんは、期待を裏切らず。幸に語るアネゴ藤井先輩の台詞はじーん。大船のおばさんもよいなあ。

気になる新刊

                                                                                          

2008.10.16

ごはん

 昨日はつれあいが愛飲しているクリアアサヒが24本(一箱)当たるという、うれしいできごとがありました。そして、その1時間後には、京都の友人から丹波篠山の黒豆枝豆が到着。さっそく塩ゆで3分で半分は家族のおなかのなか。

 今日はその枝豆黒豆をつかって、豆腐バーグ。あらめをもどしたものと、庭のしそをきざんだものもいれてみました。オルチョで焼き上げ、あらめの戻し汁に白だしをたし、柚こしょうをアクセントにして餡をつくって、豆腐バーグにかけました。うん、まあまあかな。
 おみそ汁は大根と油揚げ。五分づきごはんに、にんじんと紫キャベツのせん切りのサラダ。

 タンボ・ロッジで購入してきたあらめも、どんどんつかってます。ひじきより戻りが早くつかいやすい食材。戻し汁もおいしいです。

PWより

全米図書賞(児童書YA部門)最終候補作

全米図書賞公式サイト[Link]
最終候補作アナウンスページ[Link

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2008.10.15

第6回(平成20年)角川財団学芸賞

 黒岩比佐子さんに注目しているので、うれしい受賞のニュース。  『編集者国木田独歩の時代』(角川学芸出版)が受賞されました!
編集者国木田独歩の時代 (角川選書 417) 

 角川財団学芸賞とは(サイト[Link]より)

 1.高レベルの研究水準にありながら、一般読書人にも読まれうる研究著作
 2.卓抜な研究蓄積から生まれた、啓蒙的ないし評論的な著作
 3.専門研究・研究書からの敷衍・応用として、一般性のあるテーマで、独創的に構築された著作-評伝・都市や物事の個別史などを対象。

 〈本賞の目的〉
 アカデミズムの成果を広く読書人・読書界につなげ、もって研究諸分野の発展に寄与すること。

 ちなみに、今年度は2作品が受賞しています。
 黒岩比佐子[作者blog]『編集者国木田独歩の時代』(角川学芸出版)と、もう1作品は、太田素子『子宝と子返し-近世農村の家族生活と子育て』(藤原書店)です。

子宝と子返し―近世農村の家族生活と子育て

 ●過去の受賞作
第5回(平成19年度)大塚 英志『「捨て子」たちの民俗学 小泉八雲と柳田國男 』(角川学芸出版)
第4回(平成18年度)三枝昂之『昭和短歌の精神史』(本阿弥書店)
第3回(平成17年度)佐伯真一『戦場の精神史 武士道という幻影』(日本放送出版協会)
第2回(平成16年度)瀧井一博『文明史のなかの明治憲法』(講談社)
第1回(平成15年度)三浦佑之『口語訳 古事記 完全版』(文藝春秋)
    奨励賞 宮脇 真彦 『芭蕉の方法 連句というコミュニケーション 』(角川書店)

2008年ブッカー賞

 今年40周年を迎えるブッカー賞。受賞してほしい作品があったので、最終候補作に残ったあたりから発表日をドキドキして待っていました。しかし、くぅぅと残念ながら、お目当ての作品は受賞ならなかったものの、なんといってもそれはブッカー賞最終候補作! とにもかくにも日本語で読める日が楽しみ。

 受賞はインド人作家、Aravind Adiga氏(33歳)による"White Tiger"。
 The White Tiger: A Novel

 デビュー作による受賞はAdiga 氏で3人め。インド人作家のデビュー作受賞者としては2人めの快挙(インド出身者としては4人め)。ちなみに、今回の候補作品13作中、5作品がデビュー作。最終候補に残ったのは、下記の6作品。デビュー作で候補に残った作品は、5作品の内2作品。受賞した"White Tiger"と、オーストラリア人作家 Steve Toltz 氏の"A Fraction of the Whole"。

・Aravind Adiga "The White Tiger"  (Atlantic)
・Sebastian Barry "The Secret Scripture" (Faber and Faber)
・Amitav Ghosh "Sea of Poppies" (John Murray)
・Linda Grant "The Clothes on Their Backs" (Virago)
・Philip Hensher "The Northern Clemency" (Fourth Estate)
・Steve Toltz "A Fraction of the Whole" (Hamish Hamilton)

ブッカー賞公式サイト[Link]

 ちなみに、最終候補作には選ばれなかったのですが、(とはいえ教えていただき初めて気づいたのですが)、候補に選ばれた13作品の中に入って」いた、トム・ロブ・スミスの"Child 44"は8月に邦訳が出ているのです。話題作が日本語で読めるのは早くなってますね。

チャイルド44 上巻 (1) (新潮文庫 ス 25-1)チャイルド44 下巻 (3) (新潮文庫 ス 25-2)

2008.10.14

気になる新刊

                                                                                          

お弁当

 小学校は代休。中学校はふつうどおりでお弁当の日。妹も今朝早くのバスで東京へ行くため、2人分のお弁当をつくりました。

 先日の、タンボ・ロッジで行われたワッハッハ料理講習会で教えていただいたメニューから数品。レンコンとにんじんボール揚げ(あらめ入り)、さつまいもとオクラの人参ペースト和え、しゅうまい、大根の浅漬け、ミニトマト、あらめと人参、玉葱のマリネ、だしまきたまご。妹はおにぎり、子どもはのり弁で。果物はぶどうを添えました。

 バスの中でおいしくお弁当を食べたとメールあり。よかった、よかった。
 これで連休はおしまい。
 見送りは私と2人の子どもでしたのですが、バイバイしたあと、ちびちゃんは「さみしいよ」とエンエン泣いてました。妹からも「私も泣いたよー」とメールあり。
 会う楽しさと別れるさみしさよ。
 また来てね。

2008.10.13

温泉と観光

 上の子は、中間テストの打ち上げで別行動。彼は友だちとごはんを食べたあと、映画を観に行くとのことでした。
 1013_2 私たちは近くの温泉の日帰り昼食コースを予約したので、そちらへ。まだ紅葉には早いですが、青空の気持ちいい秋晴れです。岩盤浴や温泉のあとは、たっぷりのご馳走に満腹。少しおなかをやすめてから、露天風呂にゆっくりつかります。空も木もほんとうにきれい。

 温泉の後は、近くの観光スポットへ。土曜日のテレビ番組で舞台になった場所で、子どもたちも、ここであの事件がおきたんだとコーフン気味。きれいな景色を堪能してから帰宅しました。

 夕ごはんは、まだお昼の満腹感が残っていたので、かるくうどんに。昨日のつゆを使いました。油揚げとゆでた大根、わかめを具にして。つれあいはこの連休、腕をふるいつづけてくれました。明日の朝は私の出番。

2008.10.12

あちこち

 つれあいと上の子は柔道試合へ。私と小学生2人の子ども、妹は小学校の文化祭へ。1012

 文化祭は食券を事前購入してあるので、その分のお昼は準備しなくていいのだけれど、柔道試合組2人分のお弁当は必要。ということで準備してから出かけました。子どもリクエストによるだしまきたまご、あらめ、にんじん、油揚げのきんぴら、唐揚げ、ミニトマト、人参の甘酢漬け、ブロッコリーのゆでたの、おにぎり。

 さて、文化祭。前の晩からたくさんの人の前で歌うの緊張するなあと言っていた2人。ちびちゃんは、内弁慶らしく(?)歌って声を出しちょっと静かめ。まんなかの子は元気にニコニコと踊っていました。

 その後、私は役員仕事で、妹に子どもたちをまかせ、怒濤の食券交換係に没頭し、途中、ごはん(カレーライス、芋汁)をかっこみ、また現場に戻り後かたづけまで。天気はお昼すぎから、ぽかぽかとあたたかくなってました。

 柔道組の2人用にお弁当つくりで早起きしていたこともあり、帰宅してから、たっぷり昼寝。

 夕ごはんは、おそば。つれあいのそばつゆは、つくるごとにうまくなってます。ほかは、天ぷら(いか、ちくわ、ししとう、舞茸)。雑誌「一個人」の特集を参考に、これまた前回より腕をあげていたつれあいであります。

一個人 (いっこじん) 2008年 11月号 [雑誌]

2008.10.11

迎え

 1011 妹が研修で上京することになり、連休に立ち寄ってくれることになった連休です。飛行機が15分ほど遅れたくらいで、ほぼ時間通りに到着。迎えに行って、つれあいに昼食をたのみ、私は小学校へ。明日の文化祭お手伝です。順調にすすんで思ったより早く帰宅。

 天気はあまりよくなく、はださむかったけれど、午後3時くらいから、近場のお城へ観光めぐり。子どもたちは、お客様がくるとこのお城に一緒に行くのだけれど、お城の中で催されている企画はその時々のものなので、みなで楽しみました。茶室では、お抹茶と菓子もいただき、ほっこりして家に戻ります。そういえば、お抹茶をいただいたのは、何度も来ているけれど初めてです。

 夕ごはんは、つれあいが豚汁をつくってくれました。サンキュ。原木なめこが安く手に入ったので、具だくさんの豚汁は、寒い日にぴったり。ほかは、お刺身。五分つきごはん。次の日も早いので、夕食後は子どもと妹は早めに就寝。つれあいは、次の日にそばにするので、そばつゆの仕込みをしてから就寝。重ねてサンキュ、サンキュ。

2008.10.10

ビビ

1010_2

『ビビ』

さくたがわいちろう え中村みつを (定価1000円・税込)

 とってもかわいい絵本なのよと送っていただいた『ビビ』。
ソフトカバーのつくりで、表紙はやわらかいクリーム色。まんなかにネコのビビがまっすぐこちらを見つめています。お話をつくられた、たがわさんの実話にもとづく絵本。たがわさんは定年になったら、ふるさとの休耕田を利用してそこをブルーベリー農園にしたいという希望がありました。毎年少しずつ苗木を植え、育て、700本ものブルーベリーが育っていたそうです。そのブルーベリー畑でネコのビビとであいました。名前のビビも「ブルーベリー(Blue Beery)の頭文字BBからとったとのこと。のらねこだったビビと心を通わせるようになり、東京にいっている間は、地元のネコ好きの友だちに世話をお願いしていました。心が通いあう、しあわせの時間をビビと共有していたのですが、たがわさんは仕事で3か月ほどアフリカに行かなくてはいけなくなります。そのころ、ビビにもちょっとした問題がもちあがり、たがわさんは留守の間どうしようかと悩みはじめ……。

 目の前で語ってくれているかのような、そんな口調でたがわさんとビビの物語がつづられています。絵もあったかくて、読んでいると、絵本の中にするっと入り込むようでした。子どもたちも、ビビがどうなるのか、だんだん心配そうな顔で聞いています。なんともいえないラストですけれど、子どもたちは、前向きにとらえたよう。

 言葉も絵もネコへの愛情に満ちた一冊です。

 作者ホームページ[Link]

アナベル・ドールシリーズ最終巻

 偕成社から2003年に翻訳刊行されたアナベル・ドールシリーズは大好きで、いままで出た2冊はとても楽しく読みました。今月、原書では3部作の最終巻が刊行されたようです。早く翻訳が出ますように!

 この作品はドールハウスの人形たちが主人公なのですけれど、物語そのものがおもしろいのはもちろん、ブライアン・セルズニックの描くドールハウスや人形がとっても魅力的なんです。セルズニックといえば、今年度(2008年)、『ユゴーの不思議な発明』でコールデコット賞を受賞していますが、ドールハウスシリーズの絵は、またちょっとちがう画風。セルズニック自身、ドールハウス作りはかなりの腕前のようで、それがいかんなく発揮されているのだと思います。


The Runaway Dolls (The Doll People)
Ann M. Martin Laura Godwin
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アナベル・ドールの冒険 アナベル・ドールと世界一いじのわるいお人形

2008.10.09

平々凡々

 昨日は伯父に地元のおそばやさんに連れていってもらう。一人前200g、大盛りにいたっては400gというすごいボリューム。おなかいっぱいになり、夜になってもおなかがすかなかったほど。ちょうど柔道の日だったのと、久しぶりに汗ばむくらいの陽気だったので、家族の夕飯は冷や麦。私は昨夜残りのロールキャベツ1個とおみそ汁。

 中学生の子ども、明日が中間テストなので、彼の好物であるラーメンやさんで夕飯。チャーシューワンタンメンを注文した。本当は大盛りにしたかったようなのだが、おなかいっぱいになると、勉強できなくなりそうなのでふつうに。でも、充分満腹になったみたい。まんなかとちびちゃんは冷やし中華。つれあいは、野菜タンメン。私はふつうのラーメン。

 帰宅して3人の子どもたちの勉強を順番にみる。ちびちゃんも「13-3-4=」のような計算もできるようになっています。まんなかの子は漢字をバランスよく書くことや、分数に苦戦中。うえの子も「明日試験でキンチョーするよー」といいながら、せっせと予想問題にとりくんでました。みんながんばれ。

2008.10.08

びっくり

文庫になったんだとびっくりしました!


2008.10.07

気になる新刊

2008.10.06

PWより

2008.10.05

ごはん

1005 カエルもまだ庭をはねていますが、トンボの方が増えてきました。周りのタンボでも少しずつ刈り取りがはじまっています。子どもがイナゴとってきてと友だちに言われたーと。
 お米やさんへ、新米入ったかしらと行ってみると、今年はまだまだ暖かいので、お米が熟しきれていない。だから、いつものアキタコマチの新米は4,5日待ってと言われました。「温暖化の影響ですかね。こんなに新米が出るのが遅いのは初めてですよ」とのこと。そのお米やさんで暫定的に置いてあった、アキタコマチを少しだけ購入し、来週また出直すことに。

 写真の花はマルバルコウ。庭に出てきた花です。その庭から種を意識して植えていないのに出てきた冬瓜も収穫できました。一昨日、あさりのチャウダーをつくった時に、じゃがいもをいれているのをこの冬瓜にして、1センチ各ほどの切りいれてみると、食感が軽くていい感じにできました。子どもたちも、庭にごろごろなっている冬瓜がこれかー!とおいしく食べています。
 10052 今日の夕ご飯は、あらめのすし飯。タンボ・ロッジで購入してきたものです。刻みあらめもあるようですが、幅広の方がおいしいわよと教えていただきました。いつもは、ひじきでつくっているすし飯をあらめに変えて。おかずは炒り豆腐、汁ものは、つれあいが、前の夜につかってエビの殻で出したをとった竹の子スープ。食後にはリンゴ(千秋)。

2008.10.04

告知

アントニア
お前の椋鳥は帰ってこない
もう歌うのはおやめ
歌えば病がもっと深くなる

アントニア
耳を澄ませてごらん
夜が船出する音が聞こえる
遙かな時の淵まで航く舟だ

ミラクル先生の薬は副作用が強すぎる
自分の歌がさぞ美しく響くことだろう
だがアントニア
君が歌い続ければ
必ず死に至るだろう
それが君の深い病だからだ

しかしアントニア
歌ってはいけないと
君に命じることはできない
歌いながら眠りの床に就くくのが
君の最後の願いなのだから

  境野 勝詩集 『告知』(ふらんす堂)  舟歌 ―ホフマン物語より―

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私信

えふぽ時代のハンドルで呼ばせていただくと、
パパ、『告知』を今日、受け取りました。
どれも粒ぞろいです。
Rさんなんて、いままで読んだどの詩集より好きだと言ってます。
おくさまへ、あらためて心から哀悼を。

さかな 10月4日

2008.10.03

気になる新刊

2008.10.02

パプリカほか

 地元のパプリカもスーパーに出回るようになりました。が、今回は生活クラブで取り寄せたパプリカで、オルチョのブログで紹介[該当記事Link]されていた、パプリカパスタソースをつくりました。

 にんにくのつぶしたもの、塩漬けケッパー、パプリカをオルチョでしんなりするまで炒めて、ミニトマトのつぶしたものをいれてその水分でふたをして蒸し煮。パプリカがとろとろになったらできあがり。少しずつケッパーを料理にとりいれているところ。(塩漬けケッパーは近いうちにアサクラさんのところで正式に取り扱うようです)

 子どもたちも、このピーマンおいしいねえ!と甘さにびっくりしていました。パプリカがでまわっているうちにまたつくらなくちゃ。

 あと、先日、タンボ・ロッジの講習会で教わった季節のスープをつくり、玄米雑炊にしました。原木舞茸が売っていたので、それからもよく出汁がでました。昆布の一番だしは前の日からとったもの(火をかけない)。スープのうまみを玄米がすって、とってもおいしくできたのです。家族にも好評でした。ひえ単独ではなかったのですが、ごはんにいれる六穀をいれてみました。これから寒くなる季節、あったかいスープはそれだけでごちそうです。
 野菜の切り方、いままでならつい捨ててしまいそうな玉葱のヘソ(?)など、大事に切ってつかうようになっています。大事に切ると、また大事に料理したくなるんですよね。

2008.10.01

ベイビーマンモス

baby mammoth  ファミリー、ライフ&ベイビー (8)ベイビーマンモス 8
1001
 発売されたばかりの雑誌「baby mammoth」。
 今回、“絵本ブロガーがリレーで選ぶ秋冬のブックガイド”ページに、鈴木宏枝さん[blog Link]よりバトンを受け取り、絵本の紹介をさせていただきました。宏枝さんが10月の絵本としておつきさまの絵本を。つづく11月では、秋の夜長に読む絵本として、6冊ご紹介しています。私のバトンは「おいしい本箱Diary」[blog Link]のEriさんにお渡ししました。そのバトンは「ゆらゆるの本棚」[blog Link]へ、そして「aska's booktree 絵本手帖」[blog Link]さんへつながっていきました。

 みなさん、それぞれの季節、月にあった絵本を紹介されていて、とても楽しいページにしあがっています。ぜひ書店などで見かけたら、みてみてくださいませ。

 この雑誌はこれから赤ちゃんを迎える方から3歳くらいまでのお子さんを対象にされていて、今回の特集は「秋冬支度を赤ちゃんと楽しむ」です。赤ちゃんの落書きで作るグリーティングカード、初めてのクリスマスプレゼントのほか、おいしい食事、ユニークなおもちゃなどなど、フルカラーで楽しめます。

 □mammoth サイトはこちら→[Link]

Mammolink

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