月刊誌たくさんのふしぎとかがくのとも
いま発売されている2009年1月号の「たくさんのふしぎ」は、ジャワの影絵芝居のことが描かれています。「ノントン・ワヤン!」、実際の影絵芝居、ワヤンの様子は写真で、挿入されているワヤン好きの少年の話は淡い水彩画です。
はじめて知る、ワヤンの美しさ。精巧なつくりの人形はじっくりじっくり見る楽しさがあります。付録はワヤン人形の写真ポスター。福音館の月刊誌は、2年ほどで入手しづらくなりますので、興味をもたれた方はお早めに。
もう1冊、同じく1月号の「かがくのとも」は、田中清代さんの絵による「うおいちば」。文章は安江リエさん。絵本の主人公はきよちゃん。きよちゃんのお父さん、お母さん、おじいちゃんは、魚市場で働いています。おばあちゃんのお誕生日に、きよちゃんは魚市場に行くことになり、好物の金目鯛を市場で探すことになり……。
たくさんの魚、働く人たち、セリ、どれもいきいきと描かれています。410円也。このお値段で読ませていただくのがもったいないほどオススメの月刊誌です。
サイドバーのカエルはわが家の子どもたちにも人気で、季節に応じて、家の前にあるわが家のものではない田んぼの写真に切り替えてます。息子さんに楽しんでいただけてうれしいです~。
こちらでは、ディロン夫妻の方が刊行が少し前のこともあり、入手しづらいかしら。ゲキエアさんの絵本はバリバリの新刊です。
コアなファンがついている作家の古い絵本は、日本で生き残っているものもありますよね。
デビッド・マッキーさんの紹介もアップしました。機会がありましたら見てみてくださまし!
投稿: さかな | 2008.12.07 19:19
日本ではどちらも出ているのですね。アメリカで現在販売されているのはディロン夫妻によるイラストのもので、私が古本で手に入れたのはゲキエアのものです。レトロなイラストと色に一目ぼれして。原書は絶版になっているのに、日本語版はまだ出版されているというケースもたまにありますよね。これからは気に入った絵本は邦訳ものもチェックしようと思いました。
デビッド・マッキーの絵本はうちには一冊もなくて、エルマーの著者という位しか知らないので、さかなさんの記事楽しみにしてます。
私のブログ、見てくださってありがとうございます。
あ、サイドバーのカエルちゃんに息子がはまってます~。
投稿: misaru | 2008.12.07 05:16
misaruさん
はじめまして。ブログを読んでくださってありがとうございます。うれしいです
"Switch on the Night"は、つい先日、マデリン・ゲキエア絵(1955年原書刊行)のものが出たところです。その前にディロン夫妻が絵をつけたものが(1993年原書刊行)出ていました。どちらももっていますが、いずれも画家によって雰囲気がちがい、翻訳も違っているので、それぞれに楽しめます。いま、アメリカで入手できるのは、どなたの絵のものでしょう?
misaruさんのブログも読ませていただきました。写真いっぱい、愛いっぱいですてき~。私もこれから読ませていただきます。
今日の日記で書いたデビッド・マッキーさんの絵本も1970年代に出ているものみたいで、きっとmisaruさんも好みでは。またあらためて感想をアップします。
投稿: さかな | 2008.12.06 22:11
さかなさん、初めまして。数日前こちらのブログを見つけて、今アーカイブをわくわくしながら読ませてもらっています。絵本や洋書の児童書やその他の本の紹介も、私にとってはとてもツボツボです。
"Switch on the Night"は邦訳版があるのですね。知りませんでした。つい最近この本を知って原書をネットの古本サイトで入手したところでした。今アメリカで書店で普通に買えるものはイラストレーターが違うようですが、日本語版はオリジナルと同じものみたいなので、日本語版も手に入れたくなりました。
これからもブログ楽しませてもらいます。
投稿: misaru | 2008.12.06 11:48