精神のランニング
新川和江さんの「詩が生まれるとき 10」のタイトルが“精神のランニング”でした。月刊「みすず」12月号に掲載されています。
詩のタイトルは「詩作」。一部、最初の方を引用します。
はじめに混沌(どろどろ)があった
それから光がきた
古い書物は世のはじまりをそう記している
光がくるまで
どれほどの闇が必要であったか
混沌は混沌であることのせつなさに
どれほど耐えねばならなかったか
そのようにして詩の第一行」が
わたくしの中の混沌にも
射してくる一瞬がある
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