みすず 読書アンケート特集
2月1日発行で、2月2日に発送されたらしいのだが、5日なっても届かず、とうとう問い合わせメールまでしたところ6日に到着した月刊みすずの2月号。
読書アンケート特集のこの号は、都心だと書店にも置いてあるようだが、もちろん、この地では定期購読しての入手です。2008年に読んだ本の中から興味をもった本を5冊挙げるというもので、ほかの雑誌ではあまり知ることのない本を知る号でもあります。152名の人たちがあげるミニレビュー。書名だけを挙げる人もおられますが、興味をひく紹介も多々あり。
水村美苗さんの『日本語が亡びるとき』を挙げている人が複数いました。そういえば、「ユリイカ」でも特集を組まれていましたね。
ドイツ文学の丘沢静也氏の『イワン・デニーソヴィチの一日』の紹介がまっさきに目に入りました。精神医学者の宮地尚子さんが書かれていた桜庭一樹著『私の男』について書かれた文章も残るものがありました。その宮地さんの著書『環状島=トラウマの地政学』は、上野千鶴子氏があげています。長田弘氏が引用している『完訳 チャタレイ夫人の恋人』は、まさに現代!とびっくりしました。
Amazy |
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