ふたたび、かつお
出汁とり教室に参加して以来、いままでとっていた出汁とりが、ことのほか楽しくなりました。真こんぶはやっぱりすごくすごくおいしいです。出汁をとったあとのふくらみが、生活クラブの日高昆布とは違います。もちろん、それは当たり前にランクも違うわけなのですけれど。
そしてかつお節も、タイコウさんのは、違うんですよね。
現在、かつおは巻き網漁が主流となっているそうなのですが、一本釣りのかつおは、やはり味が違う。ということで、生活クラブの一本釣りかつおの刺身を買って、手コネ寿司を昨夜はつくりました。もちろん、お吸い物は真こんぶで。
いままで、かつおがどんな漁でとれたのか、正直まったく意識していませんでしたが、刺身もおいしかった。すっきりした味で、これかつお?と子どもたちもびっくりしていたほど。不況の影響を受けているわが家の経済状況でお刺身や外食は控えていたのですが、今回は奮発。ほんとうにおいしかった。
いんどう先生は「昆布と鰹、旨味成分は、昆布は、グルタミン酸。鰹節は、イノシン酸。単体でももちろん旨味はありますが、合わせて混合出汁をとると、旨味は7~8倍にもなるんです」と仰っています。お吸い物をつくるたびに実感します。北国生まれの私は、日常はもっぱらおみそ汁でお吸い物を食べて育ってこなかったように思います。出汁とり教室以降よくつくるようになりましたが、本当に手軽でおいしい。子どもたちも、つくると、「うん、うまい!」と声をあげてくれます。
昆布もそうですが、かつおは奥が深い魚です。
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