蛾いっぱい
蛾になってます。朝起きると、数頭が蛾になっています。卵はすでに冷蔵庫に入れました。とはいえ、明日の朝もまた生まれているのだろうなあ。
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蛾になってます。朝起きると、数頭が蛾になっています。卵はすでに冷蔵庫に入れました。とはいえ、明日の朝もまた生まれているのだろうなあ。
2週間前に、炊飯器が壊れてしまいました。3年前にかなりの決意で購入した土鍋炊飯器。その前日までおいしく炊けてはいたのですが、思い返すと、ときどき同じ条件で炊いていてもヘンテコな炊きあがりになったこともありました。ということで、メーカーに電話して、修理の見積もり依頼。
技術料のみでいいということになり、ようやく昨日戻ってきました。おいしくなった! コーティングもよくなっているし、どっしりした土鍋で炊くのは違うなあ。また大事に使わなくては。
減農薬の玄米を購入しているのですが、やはりこの時期は虫がつきやすく、でも五分づきごはん、白米、いずれも精米で調整して食べられるのは楽しいです。それはやはり、おいしいお米だからこそ。
夏休みのお昼はたいていは麺もの。今日は雨で涼しかったので、あったかいおそば。出汁をとってつゆをつくりました。わかめ、油揚げ、三つ葉をのっけてみんなぺろりと食べてくれました。夕ご飯は、久しぶりの柔道(先週は1週間おやすみだった)なので、またまた麺ですが、パスタを。オルチョでシシリー風夏野菜の煮込みをたっぷりつくってからめました。なす、にんじん、ピーマン、玉葱、それに完熟トマト。おいしかった! 夕方にはかなり暑くなっていたので、火とつきあう料理はどうしようとちょっぴり迷いましたが、やはりおいしさが一番。じっくり火を通した野菜の甘みを堪能しました。
7月27日(月)
きょう、おうちでおわらいをしました。きょうのおわらいはコナンのをぱくってみました。でも、おにいちゃんがわらうので、わたしまでわらってしまいました。しっぱいしてくやしいです。
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夕食が終わって、まんなかの子とちびちゃんが「おわらいするから見てね」とニコニコ顔。台本を書いていたのは、まんなかの子で、ちびちゃんはそれを読んでいる間に、おかしくなって笑いとまらず。まんなかの子は、コナンに寝かされて、イスの後ろでしゃべっている声にまかせている役だったのですが、ちびちゃんがあまりに笑うので、ついにはまんなかの子も笑いだし、何をしゃべっているのかもよくわからなくなりました。が、あまりに笑っているので、ついつい大人も笑ってしまうのです。
ちなみにまんなかの子の日記では「いもうととお笑いをやりました。かぞくにうけてうれしかったです」
2人のニュアンスがちょっと違うのがおもしろい。
最初に繭をつくった蚕が蛾になりました。ほぼ2週間です。早く仲間に出てきてもらいたそう。白くてきれいでかわいい。
Amazy |
迷いません。すぐ入手しました。絵本、ポスター、風刺画、とっても幅広く活躍しているトミ・ウンゲラーの特集ときたら、手元に置いておかねば! もったいなくて、ちびりちびりながめて読んでいます。ストラスブールにある美術館、ああ、行ってみたい!
上の子が無事2泊3日の初登山から無事、下山してきました。北の山でおきた惨事、その山の標高と同じくらいのところに登るので、心配していましたが、楽しい経験になったようです。自宅からは車で1時間弱かかるところからの出発だったので、前泊していたのですが、その前泊で、一緒に過ごした仲間との時間がことのほか楽しかったようです。
雪の残る山で雪合戦もしてきたとか。ただ下山の今日は悪天候で、とても大変だったようです。それでも、スタッフの方々がきちんと面倒をみてくださり、子どもたち全員ケガもなく下山。みんなで思わず握手したよと言ってました。ほんとうによかった。
山小屋で過ごした仲間との怪談話、トランプ、そして山での雪合戦。下山の悪天候をみんなで乗り越えたときの達成感を楽しそうに話ししてくれました。よかったね。まんなかの子もちびちゃんも「生きててよかったー」と生々しい迎えをしていましたです。
夜は新刊『もやしもん』を読んで就寝した息子、おつかれさま。
昨日は数日ぶりにごはんづくり。朝の出汁とり、おみそ汁。五分づきごはん、目玉焼き、つけもの。昼は冷製カッペリーニ、トマトとバジルとオルチョ、ケッパーで。夜は、モロヘイヤのスープ、五分づきごはん、いんげんのおひたし、エビチリ。食べ終わってから、上の子はお風呂に先に入り、登山の前泊で送りに行く。夜道、雨が降っているので、運転はつれあい。片道1時間くらい。ちびちゃんとまんなかの子は、車の中で寝てしまい、行ってらっしゃいができなかったと日記に書いていた(by ちびちゃん)。
今日の夜は、ひじきのすし飯、ナスと麩のおみそ汁、赤タマネギのサラダ、ポテトコロッケ。明日はラジオ体操のはんこ当番なので、早寝しなくちゃ。行く前にお弁当づくりを終えていなくてはいけない。登山は順調に行程をこなしているという連絡が入り、安堵する。明日も晴れますように。
下界は雨がとぎれない。蚕は最後の一頭が糸をはきはじめたが、どうだろう。最後までつくれそうかな。それでも雨の合間に子どもたちは、公園に遊びに行き、噴水で遊び、楽しそうにぬれて帰ってきた。夏休み、夏休み。
書いたのはちびちゃん。
7月19日(日)
きょう、おかあさんが出かける日でした。おかあさんは一かいとまりました。そのひにわたしは、めあてのくつをそろえました。おかあさんがかえってきたらくつをそろえているとすごいなっていうと思ったのです。
7月20日(月)
おかあさんがかえってきました。わたしは、やくそくしたお手がみをわすれてしまいました。わたしは、こころの中で、ごめんなさいごめんなさいとあやまってきました。
ジャクリーン・ウィルソン原作(小竹由美子訳)、『バイバイわたしのおうち』(偕成社)[劇団サイトによる紹介ページ]を観劇してきました。
数年前の同じ作品を観ていたのですが、今回は演出にも格段の進化があり、テンポよく笑いとほろりとするツボもおされつつ、とっても楽しく心がいっぱい動かされました。
アンディーはマルベリーという木のある家に両親と共に暮らしていました。けれど、2人の仲が冷え切り離婚してしまいます。再婚したそれぞれの親のもとに1週間ずつ暮らすことになったアンディーですが、どの家にも子どもがいてすっかり家族の形ができあがっている(ようにみえる)ため、アンディーますます自分のおうちがないことを感じてしまうのです。友だちは大親友の人形、ウサギのラディッシュ。ラディッシュと一緒に、アンディーはとにもかくにも両家を行ったりきたり……。
親の都合でふりまわされる子ども、という一般的な図式にだけはあてはまらないのが、ウィルソン作品の魅力です。ラディッシュが味のある狂言回しの役割で、アンディーの心の声を代弁し、笑いもたっぷり誘いながら、子どもの気持ちにほろりともしました。会場からは子どもも笑い声もよく聞かれ、すごくいい雰囲気で劇は進行していきました。そして、この劇の魅力は大人のしんどさも描かれていること。子どもはもちろん大変だけれど、大人も大変。双方の立場をいい案配に描き、それでも前を向いて生きていこうという応援をいただいた気持ちなりました。本当にとてもとてもよかったです。
劇団うりんこ[公式サイト]さん、ありがとうございました!
興奮してなかなか寝付けない子どもたちでしたが、朝早くてもきちんと起きられるのは楽しみがあるからこそ。まんなかの子が、「どうして、こういう日は朝眠くないんだろう」と不思議がっていました。
早起きして朝ご飯食べて、レッツゴー! 朝いちはスライダーも待ち時間なく乗れます。昼ご飯もタップリ食べ、大人はさすがに午後はお昼寝少々。私は子どもとビーチボールで遊びすぎて、さっそく筋肉痛。運動不足をひたすらに反省でする。
恒例のプール遊び。夜は人がいなくて堪能できます。
着々と繭ができあがっていきます。大きさも様々で、部屋に入らず、新聞紙と葉っぱの間に繭をつくっている蚕もいました。とっても小さくても、糸をはいた蚕もいて、その繭は体とおなじくとっても小さい。
体の色が黄色っぽくなり、もう糸をはく体になるまさにその「時」。時がこないと、何もはじまらず、時がくるとひたすら糸をはいて繭をつくっていく姿は、見飽きません。まあ、食べているところも見飽きないですが。
そして、繭をつくるのに部屋がなかなか決まらない蚕がいると、心配でしょっちゅう観察に行ってしまいます。残っている蚕は、もうわずかなのですが、つくりかけの蚕も何度か部屋替えをしていて、すっと一度目の部屋で決まらない。いったいどこで部屋が決まるのでしょう。去年も、繭をつくる前に糸をはききってしまったのか、つくれずに命を終えた蚕もいました。
さて、桑の葉探しもあともうちょっとでゴールです。
暑くなってきてから(とはいえ、私の住んでいるところはまだまだ涼しいですが)、昆布は一晩つけずに、朝いれて沸騰させる直前にとりだして、沸騰した昆布だしに削りかつおを入れるというのに変えました。一晩つけていると、ぬめりが強くなってきたんですよね。
朝と夜、毎日毎日変わらないおみそ汁もしくはおすまし。ちびちゃんは、おすましの時の定番が麩と三つ葉なので、ひとり3つの麩を丁寧にお椀にいれる手伝いをしてくれます。
今日のおみそ汁はいただきもののアスパラ、それになめこをいれました。夕方から中学校のPTA学年委員会があるので、麻婆豆腐とサラダ(紫タマネギ、いんげん、ブロッコリー、ゆで卵)をつくっていきました。
ごはんも暑くなってきたので、2週間くらいで食べきれる量を購入するようになっています。
毎日目新しいものをつくっていないけれど、おいしいおみそ汁とご飯があれば、いいもんです。
登場する人物たちの会話に耳をそばだてているうちに、あっというまに最後のページでした。たっぷりの会話と、丁寧な情景描写が、ゆっくりと気持ちを小説の中にとけこませてくれます。たった1冊しか刊行しなかった小説家がいました。その本に惚れ込み、小説家の伝記を書きたいと思う若者が、遺族に公認を取り付けようと手紙をしたためる、そこから彼らの人生がうねりはじめました。
不幸も幸福も長く続かない、とすれば、生きている時間にもつ感情はなにが大半をしめているのでしょうか。不幸と幸福の、そのはざまを過ごしている時間。どちらかにうつったのがわからないかと思うくらいの日々が日常というものかもしれません。
若者は公認を最初は断られます。断られたので手紙ではなく、直接遺族に会って気持ちを変えてもらおうとします。はたして、3人の遺族らは(もともと1人は公認に賛成でしたが)、若者とどう対峙していくのか。急がない展開、それでいて、場面が変わった時のドラマチックさ。小説のおもしろさがぞんぶんにつまっていました。読後は上等なシャンパンがほしくなります。
Amazy |
とびらをあければ魔法の時間 新・童話の海
朽木祥 作 高橋和枝 絵 ポプラ社
習い事をしていると、楽しいときもあるけれど、それ以上に、思ったようにいかなくて、気持ちが重たくなることもあります。この物語の主人公の「わたし」は、バイオリンを習っています。でもここ2か月はずっと同じ曲に手こずっていました。花丸も丸ももらえない、メヌエット。だからレッスンのある水曜日、今日もまたあのメヌエットとつきあうのかと思うと、「わたし」は降りるつもりのない駅で降りてしまいます。
知らない駅で降り、歩いていると「すずめ色堂」という不思議な名前の建物が目に入ってきました。そこには〈ためらいは、いりません。すずめいろどきです。中へどうぞ〉――、そう書いてあります。書かれてあるとおり、中に入っていくとそこには、たくさんの本と……。
朽木さんの物語は、読み手の私に新しい言葉を教えてくれます。最初に出合った『かはたれ』では、夜明け方の薄明を、かれはだれか見分け難いときの意だということ、「彼は誰(かはたれ)」の言葉を教えてもらい、その言葉をもって物語に入り込む楽しさ、うれしさをあじあわせてくれました。この本では「雀色時(すずめいろどき」という言葉に出会いました。「日ぐれまえの、空気の色までちがってくるような、ふしぎな時間」、その時間にだけ開いている「すずめ色堂」で「わたし」は部屋いっぱいの本、不思議な陶製の犬やスズメ。何がおこってもなっとくしてしまうような、その空間で、「わたし」はバイオリンにたいして頑なになっていた心が少しずつほぐれていきます。そのほぐされ方のすてきなこと。
読み終わったとき、読み手の私は、物語の「わたし」のような気持ちをわけあいました。
〈☆(ほし)のように、いそがず、〉〈☆(ほし)のように、やすまず〉
この言葉も心に残りました。ドイツの詩人、ゲーテの言葉だそうです。
『ルルと魔法のぼうし』
スーザン・メドー作 おおつかのりこ訳 こやまこいこ絵 徳間書店
ルルは代々続くマジックで生計をたてている一族の子どもです。この一族では、ひとつの世代に一人、ほんものの魔法使いが生まれてきます。一族の花形スターであるジェリーおじさんは、ほんものの魔法使いで、次の世代のほんものを探しているところです。とはいえ、ルルは、ひろわれた子どもなため、魔法使いの血を受け継いでいません。ところが、毎年、夏休みにジェリーおじさんは、甥っ子か姪っ子をひとりつれてツアーに出るのですが、今年は、ルルを選びます、さてどんな夏が待っているのでしょう……。
小学校低学年向けで、挿絵も楽しく入っています。110ページほどの物語は、先が気になるページターナー度抜群で、ページを次々と繰っていきました。低学年向けのお話では、いい意味で安心して読める展開の物語が多いなか、このページを繰る力は驚くほど。はじめから魔法使いの血をひいていないことがわかっているルルなのに、めくるめくハプニングに、いったいぜんたいどうなるの?と最後までひっぱられました。いやあ、本当におもしろかった。挿絵も日本の画家さんですが、物語にぴったり! 原書と違う画家を起用する物語は増えていますが、このこやまこいこさんの絵も、やさしくてかわいくて、物語世界を広げてくれています。訳文も読みやすく、言葉遊びもおもしろかった!
金曜日から最初の一頭が糸をはきはじめました。次の日、夜にはほぼ真っ白な繭が完成。これが始まると、しょっちゅう観察しては、糸をはきはじめた蚕を部屋にうつしていきます。不思議と最初の一頭は問題なくつくるのですが、続く蚕は、なかなか一回では部屋が決まらずうろうろするのです。部屋替えしながら、3頭から4頭、糸をはいています。今年はどのくらい繭ができるかな。
ちょうど、昨年の今日にポストしたブランフォード・ボウズ賞。なので、今年もあげることにしました。本賞は有望な新人作家の作品とその編集者に与えられるもの[公式サイトLink]で、今年度デビュー作で受賞したのは Bridget Collins 。編集者はEmma Matthewson、版元は Bloomsbury です。
Collins は才能豊かな作家で、詩作や演劇をプロデュースする方面でも注目されているようです。2作目"A Trick of the Dark"も9月には刊行予定とのこと。邦訳もすぐされるでしょうか。
Amazy |
今日発行したメルマガ「子どもの本だより」、いつにもまして吉田さんの文章が心に深く深く入り込みました。ゴッデンの『人形の家』です。ぜひご一読を[まぐまぐ記事Link]。
せめてこの花束をかがりましょ、
心静かな日々に集めてきた花束を、
そぼふる雨、しめやかな風、さんさんと照る日のおりおりに……花とも人とも、またけものとも飛ぶとりとも友となって、
神よ、この世にうつろうわが一生を心みちたりてすごさせたまえ、
死が召すまで、この世にいとまつげるまで。
今日は小学校の授業参観。先日の学年行事の器をお渡しする作業もあったりで少し早めに学校に行き、宿泊学習の写真選びもしてきました。100枚近い写真を前にすると、自分の子どももなかなか見つけられない。とほほ。
まんなかの子の学年では、七夕が近かったこともあり、短冊が階段踊り場に貼られていました。ほとんどの子が部活や所属するスポ小での目標を書いていたなか、わが家の子どもは3つ書いていて、そのうちのひとつが「夏休みが一番楽しい休みになってほしい」というもの。
ほんと、長い休みだから、そうなってほしいね。
道徳の授業参観だったのだけれど、まんなかの子もちびちゃんのクラスもおもしろい授業展開で、楽しめました。それは先生の言葉が子どもに伝えようとしているのが、大人にも伝わってきたからだと思います。それにしても2人の1時間授業をみるために、階段の上り下り、上り下り、いい運動になりました。
シュジー・モルゲンステルン作 宮坂宏美/佐藤美奈子訳/西村繁雄・絵/講談社
9月から新学期のフランス。長い夏が終わり、友だちに会えるのも楽しみに学校に登校する。担任の先生は誰になっているのだろう。小学校の最上級生(フランスでは5年生だそう)になるのだから、おもしろい先生にあたるといいな。
シャルルは期待大で学校に来たのに、新しい先生は、とってもお年寄り。うーん、クラスの子どもたちががっかりしていると、ノエル先生がこう言う。「みんなにプレゼントをあげよう」
そうして配られたものが、ひとつづりのクーポン。ねぼうする券、学校を一日サボる券、ちこくする券などなど、わぁお!と思うものばかり。さて、シャルルたちの5年生生活はどうなるかな。
66ページのけっして長くない物語。クーポンの中身は、はじけているけれど、ストーリーは、はちゃめちゃじゃないところがツボにはまる。このクーポンをどういう風に使うのか。こんなクーポン作ったノエル先生ってどんな大人なの? 校長先生はゆるしているの? 過不足ない言葉でつづられるノエル先生の物語に子どもたちが交じり合う。こんなに短いお話の中に、大人視点で読んでも、ちょいと人生を考えてしまう。子どもは文句なく、「いいな、こんなクーポン!」って楽しんでいる。まんなかの子がおもしろく読んでいるので、ちびちゃんも読み始めたのだけど、ルビが足りなくてさわりをちょいと読んだだけ。それなのに、今日、コンビニに寄った時にクーポンをみつけて「あ、ノエル先生のだ!」って、ニコニコともらってきた。クーポンってしあわせなんだよねって。
こう言われてしまうと、ルビ手書きしてちびちゃんに読んでもらうか。よし、と。
家にあちこちにカエルが入ってきます。朝起きると枕元にも。すぐ出て行ってもらうのですが、またいつのまにか。
夕暮れてから来客があり、送りがてら外に出てみたら、田んぼにいっぱいホタルがいました。子どもたちが見つけてつれあいともども、「あ、こっちにも!」「こっちにも!」としばし楽しみ、短い散歩。きれいでした。
ベーメルマンスの絵本、新刊です。復刊ではなく、発掘(?)された絵本です。クレヨンハウスから6月25日に刊行されました。絵本、マドレーヌで有名なベーメルマンスの作品は、ここ数年いろいろ出ていますが、これがトリになるかも!? 原書でも入手困難な絵本が日本語で読めるよろこび。翻訳は、ふしみみさをさん。
マリーナはアシカのお嬢さん。とうさんとかあさんと海辺へバカンスに出かけます。そこで、海で遊んでいると、サメに食べられてしまいます。とうさんとかあさんは、マリーナを助けようといろいろな海の生き物たちに声をかけます。さて、だれがマリーナを救うのでしょう。
言葉遊びたっぷりの文章はとても楽しく、マリーナのピンチもなんとなくおおらかな気持ちで受け止められるのです。のびやかで色美しいベーメルマンスの筆にうっとりしながら、まんなかの子は、びっくりしたように「ねえ、ダジャレばっかりだね、おもしろい!」。ちびちゃんは、読み終わったあと、心配そうに「ねえ、サメはどうなっちゃったの?」
どんな絵本なのか、ぜひ直接ご覧になってみてください。
すっかりベーメルマンスの世界にひたったので、このあとは、続けてマドレーヌ絵本を2冊読むこと。ほんとうに美しい絵を描くベーメルマンス、おとなの私も眼福しみじみの夜絵本でした。
『かはたれ』『たそかれ』ですばらしい物語で魅了させてくれた朽木祥さん。美しいしかけ絵本『妖精物語』(講談社)でも、その確かな筆力でファンタジーな妖精世界を楽しませてくれます。絵はスザンヌ・ロックハートさんによるものですが、物語は朽木さんの書き下ろしです。短くきりっとしたお話が12おさまっており、絵のしかけを楽しみながら、物語もたっぷり味わえる豪華な一冊。
もっと早くにご紹介すればよかったのですが、この『妖精物語』の朗読とピアノコンサートが宮城県塩竃市で明日4日(!)に行われます。入場は、太っ腹にも無料。お近くの方、ぜひぜひ!
★ピアノと朗読のひととき
遥かな国の深い森で 『妖精物語』
~フィンランドの調べにのせて~
■日程 | 7月4日(土) |
■時間 | 15:30~16:30 |
■場所 | エスプホール(※) |
■費用 | 無料 |
◎未就学児の入場はご遠慮ください
※問い合わせ先
エスプ
〒985-0036 宮城県塩竈市東玉川町9-1
電話:022-367-2010/FAX:022-365-3741
iPhoneでの撮影。わりあい昼間なんですが、露出補正もできないので、なんだかおどろおどろしく撮れてしまいました。
今日は中学校の学年委員会。夏の学年行事と秋の行事についての調整なのですが、秋については、いまから10月の具体的な日付調整はむつかしく。まだ3か月先ですものね。とはいえ、夏休みという1か月の空白がうまれるので、そろそろ決めていかなくては、。
少ない人数であれこれ、かれこれ、うまくいきますように。
そういえば、子供会の夏の行事調整もピーク。いま親の立場になり、自分たちの子ども時代をふりかえって子供会の行事をと思っても、個人の事情がいろいろあり、なかなかすっきり決まらず。大きなバスに乗って遠くに行く楽しみ、近所だとしても、子どもたちがわさわさと楽しめる場所、いずこも実現の距離が物理的なものよりも長いので、調整いろいろの日々でする。はふぅ。
ちびちゃんが公民館でカルタづくりをしてきました。カルタの歴史を教わってから、絵を描いたカードと文字を書いたカードをつくります。
今日は16枚つくってきました。あちこちまちがいはあるけれど、それはそれで。しょうゆは、まさしくわが家のしょうゆさしの絵を描いていましたし、おにぎりは隣の人間より大きく描かれていて、ぷぷぷ。
(あ)まいあいす
(い)ろえんぴつを絵にのせる
(う)んどうをいっぱいする
(え)を書く
(お)にぎりを食べる
(か)らすがとぶ
(き)りんが歩く
(く)るまがはしる
(け)っこんする
(こ)まをまわす
(さ)くらがなる
(し)ょうゆをかける
(す)いかを見る
(せ)んぷーきをかける
(そ)ーせーじ食べる
(た)こをとる
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