熊田千佳慕さん
草刈りをしてすこしすっきりした庭。写真まんなかのものはインゲン。子どもが理科の授業で使った残りをもらってきたらこんなに成長して、わが家の食卓を楽しませてくれています。蚊もいっぱいいる庭ですが、紫蘇やみょうが、インゲンの他にししとう、枝豆もあります。
庭についてのバックナンバーを読みたくなり「クウネル」を読んでいたら、バラの花の表紙号(2007年9月1日号)に、熊田千佳慕さんの記事がありました。取材当時は95歳。70歳の時に、『ファーブル昆虫記の虫たち』の絵がイタリア・ボローニャの国際絵本原画展で入選。フランスの「ファーブル友の会」の会長から“日本のプチ・ファーブル”とお墨付きをもらい、80歳になってからは急に眼がよくなったように感じたと記事にありました。「花びらのしわのひと筋ひと筋がくっきり見え画業がいよいよ進み、自分でも納得のいく絵が描けるようになったという」と。
それを読みかえし、すごい方だなあと思っていたら、13日未明、ご自宅で亡くなられたというニュースを聞いてびっくりしました。享年98歳。今月12日から東京・銀座の松屋銀座で個展「99歳の細密画家~プチファーブル・熊田千佳慕展」が開かれているそうです。来月からは京都の高島屋でも開かれるようで、私も近かったらぜひ行ってみたかったです。
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Amazy |
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maki さん
すばらしいお仕事をされた方ですよね。ご冥福を心より祈りたいと思います。
投稿: さかな | 2009.08.14 20:35
このニュース、私も新聞で知りました。
ご冥福をお祈りするばかりです。
投稿: maki | 2009.08.14 16:36