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2009.09.24

旅の絵本――想い出

旅の絵本 VII

 今回の旅は中国。
 安野さんの『旅の絵本』を初めて読んだのは、絵本好きの友人に教えてもらった中学生の時でした。何度も何度も一緒にみて、この絵はあの物語、あの昔話と絵をながめ、その精密な美しさに見飽きることはなく。
 高校生になり、親しい友人から誕生日などの記念日にはこの本をプレゼントしてもらい、いつの引越でも大事に一緒にいた絵本です。

 大人になってからあらたに増えたのはこの絵本で二冊目。中国ということで、いままでの左開きから右開きになり、巻末にはあとがき、解説が安野さんの言葉で詳しく書かれています。

 ページをひらくと、中学生だったころにタイムスリップするかのような気持ちなる一冊。なつかしいだけでなく、いまも現役で描かれたあたらしい絵本を開けることがとてもうれしい。

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コメント

絵本って、読んでいた時間も入りますね。
一家団欒、いいなあ。
あのころは、解説もなくて、みんなの絵本の蓄積で読んでいましたものね。ほんとうに楽しかった。いや、過去形ではなくいまも楽しいです。

けれど、確かに解説が最初からあるとありがたいですね。息子さん、三国志にはまっているのですか。これからのNON家の新しい一家団欒絵本になりそうかな。

わたしも買ってきました。
わたしのこの本とのであいは、父親です。面白い本があると得意そうにもってきて、その夜は家族みんなで、旅人と隠されたお話さがし。それからも、見るたびに新しい発見があり、絵本というもののすごさを教えてもらったシリーズです。そして一家団欒の思い出の本でもあるのです。

今回は、解説がとてもとてもありがたいです。三国志にハマっているむすこに見せようと思います。

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