おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり
たくさんのふしぎ 2010年2月号は「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」。
発明大好きなおじいちゃんが孫2人に、大発明のカラクリエドモノガタリを見せながら江戸の生活を説明してくれるお話です。
現代と江戸時代は版画の色合いが違います。青とモノクロ、シックな色合いで江戸の元気な空気を伝えてくれています。
いまでいうタクシーの運転手さんのような船頭、喜助さんの仕事ぶり。
江戸には世界でもめずらしく水道が整備されていたことなど、子どもたちに読みながら、私もへぇと思うことしきり。特に、木や竹などでつくられた水道管が道の下にひかれていたところのくだりでは、大掃除中のつれあいも手をとめて絵本に見入っていたほどです。
作者の太田大輔さん(公式サイトLink)のサイトを読むと、江戸に愛情たっぷりなのがよく伝わってきます。
こんな風に違う時代をみせてくれるのはなんて楽しいのでしょうか。
おもしろかった! 子どもたちも大満足しています。
福音館書店の決断はこちら(Link)で読めますが、不快に思うことなく、子どもも私もとてもとても楽しめた絵本です。
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