富士山にのぼる
写真・作:石川直樹
構成・編集協力:松田素子
イラストレーション:きたむらさとし
ブックデザイン:白石良一、坂本梓(白石デザイン・オフィス)
プリンティングデレクション:佐野正幸(図書印刷)
企画編集:清田久美子
教育画劇
子どもに読んだら「これ、絵? 何かからコピーしたの?」と聞いてきました。
表紙の写真、確かに絵にみえますね。
秀逸な写真絵本です。読み終わったら、子どもたち「ああ、富士山のぼりたくなってきた」と言ってます。
雪の富士山にのぼる一歩一歩を視覚的にみせてくれます。
テントでどんなものを食べるのか。
もちろんここでは「おいしそー!」という声が子どもたちから。
写真の力も強く、きたむらさとしさんのイラストレーションによる富士山の動物情報など、周辺情報ももりこまれ、読みごたえある絵本になっています。
石川直樹さん、児童文学雑誌「飛ぶ教室」でも印象的な文章を書かれていますし、『最後の冒険家』では、開高健賞を受賞されている方で、ミーハー的ないいかたですが、作家、石川淳の孫にあたる方です。
写真家、冒険家である石川直樹さん[公式サイトLink]、次なる写真絵本に期待大。
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