水/紙芝居
田んぼに水が入り始め、夜になると蛙がにぎやかです。日中はカモもきています。例年だとゴールデンウィークの頃に、水が入っているのですが、今年はちょっと遅いです。
早朝から夕方にかけて、仕事をしている農家の方はその仕事前に、帰ってきてから、そして日中できるところ、一日、田んぼで人が動いています。
天気予報どおり、今週は気温がさがり、水が入ったことでまた下がっています。今日はストーブをつけている時間がけっこうありました。夜は寒い。
アレン・セイの『紙しばい屋さん』(ほるぷ出版)を久しぶりに再読しました。「ゲゲゲの女房」で紙しばい屋さんが出てきたので、子どもたちも新鮮に聞き入ってました。
紙しばい屋さんが子どもたちからもっとも求められていた時に仕事をし、長らくそれから遠ざかっていたおじいさんが、また一日だけでもと仕事に復帰します。おばあさんも昔と変わらないお菓子をつくってもたせてくれました。
以前、紙しばいをしていた空き地は高いビルが立ち並び、風景はがらりと変わっています。「桃太郎」「一寸法師」「かぐや姫」、昔話をしていると、昔の子どもたちが大人の姿で聞き入っているではありませんか――。
写実的な絵で現在のおじいさん、おばあさんが描写され、昔の紙しばい屋さんをしていた回想シーンでは絵のタッチを変えています。いずれの絵も緻密に描かれ、当時の様子を写真で見ているかのようで、子どもと一緒に私も楽しんで読みました。
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