歳の神
今朝は冷たい吹雪。朝からつくっている歳の神のお手伝いに行かなくちゃと思っていたら、早く終わったしまい、お手伝いせぬままでした。
竹の棒に、するめをつけて近くの田んぼに向かいます。同じ時間、どの家からも細い竹の棒におもちをのせたあみや、するめを突き刺したものをもって、村の人が出てきます。
今年は年男、年女に火をつけてもらうべと村役員の声がかかり、わが家のまんなかの子どもが男代表になりました。数本のわらに火をつけて、歳の神のわらに火をうつします。最初はうまくいかず、がんばれーと声をかけてもらい、ぼうぼうと燃え始めました。
御神酒がくばられ、今年もよろしくお願いします、雪が降ってきているので、帽子もかぶったままの挨拶に失礼しますーと挨拶し、村役員をしてから顔見知りになったじじさまたちに、今年は子供会会長かいと声をかけられ(思わず終わった気持ちになり、いいえと答え、周りからまだだろ!と失笑をかいました、はい。)、年の始まりを実感しました。
火の扱いはすべて村の消防団員の男衆。小さい子どもたちは、田んぼで雪遊び。もっと小さい子はまぜてもらえなくて半べそ。少し上になると、上手にもちやするめを焼いて、家族にふるまいます。
来年は手伝いからしなくちゃ。
2011年が動き出しました。
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コメント
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NONさん
ありがとうございます。
NONさんも福あふるる年になりますように!
投稿: さかな | 2011.01.15 18:11
今年もこの火をおがませていただける喜びよ。
いつもとは一味違う、年男の火だったのですね。
いっそう福ある一年を。
投稿: NON | 2011.01.15 11:14