


初読了本はアーヴィングの新刊。
クレストではない新潮社から出たもので、翻訳はマンローの訳者、小竹由美子さん。
アーヴィングの長編、
最初はちびりちびりもったいなく読んでいたのだけど、
途中からもう一気にとまらなくなりました。
冒頭でおきるありえないと思える悲劇、コックの父と息子の逃亡、父の親友、
コックが登場人物のひとりなので食べ物シーンはいうまでもなく濃密で、
くせのある人間模様が川にあつまり、
それはそれは読みごたえたっぷりのうれしい時間でした。
しあわせ。
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思い返すと昨年のいまごろは『小説のように』を読了し、幸福感を味わったのでした。いまから来年のことをいうのも何ですが、次の新しい年もどんな本をはつようみできるのか楽しみになってきました。
と、書いているとマンローも再読したくなってきます。
年の初めにいい小説が読めるのは本当にしあわせなことです。
ありがとうございます。
投稿: さかな | 2012.01.05 22:13
さかなさんの「読みはじめ」本にしていただけるなんて、なんてしあわせな本なのでしょう!
どうもありがとうございます(本になりかわり)。
投稿: 上野空 | 2012.01.05 14:39