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2012.10.14

本と本屋とわたしの話のつづきの3

「本と本屋とわたしの話」という本の小さな冊子、3号が届きました。ありがとうございます。表紙、本に赤とんぼがとまっています。秋ですね。

1と2と同じように、書かれている方々の本への愛情たっぷりな文章を読んでいると、滋養あふれるごはんを食べた満足感が得られます。
先日、読書感想文のコンクールで一次審査をさせていただきました。子どもたちの息づかいが聞こえるような感想文を読むことでずいぶん元気をもらいました。それと同時に、昨年から読ませていただいているのですが、時に指導者の姿、もしくは参考にしている感想文の書き方テンプレートがすけてみえるときがあります。そうなると、どうしても似たような文章になってしまう、しかし、自分の文章になるまでの通り道でもあるのでしょう。
さて、自分の文章をもっている「本と本屋とわたしの話」は、とてもリラックスして読めました。
第一話では毎週のようにいろいろな童話を買ってきてくれたお父様のお話。
第二話では自分の本棚の履歴のようなお話。
第三話はまんがです。波屋書房のお話。
第四話は「店の内と外との境目が希薄な古書店」と思った古書店のお話。

ああ、いいもの読んだとうれしくなりました。

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コメント

野々宮さん、

ありがとうございます。
読書会もいいですね。
『オリーヴ・キタリッジの生活』、epi文庫に入ったのですね。
先日、地元の本のイベントで20人の本棚に参加し、自分の本を20冊並べてもらいました。その中の一冊にボヤン・ヒシグさんの『惰情の原形』をいれ、自分の本なのに久しぶりに手にとりました。絶版になっていますが、こちらもいい詩集です。

小冊子のご紹介、ありがとうございました。少部数ですが、たしかに読まれていることに心暖まる思いです。
ひさしぶりに友人たちと、読書会ができないかしらと思っています。
読みたい本は、たとえば、石垣りんの詩集、今度文庫版が出た『オリーブ・キタリッジの生活』などです。

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