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2013.10.25

本と本屋とわたしの話5

刊行を楽しみにしている冊子のひとつが
「本と本屋とわたしの話」の5冊目が届きました。
ピンクの空気が感じられる装幀の表紙、すてきです。

今回は海文堂書店の「Cahie(海会 カイエ)」の最終号も付録のように同封されていました。
感謝。

「ひつじ書房」は行ったことはないのですが、長年名前だけは知っている児童書専門店。
わたしにとっての思い出の児童書専門店はもういまはない「太陽の子」です。
灰谷健次郎さんの作品からとられたそのお店に高校生のわたしはいりびたっていた時があります。お店番をさせてもらい、そのバイト代をもらったらまたすべて本を買ってました。

別のアルバイトで得たお金も、大半がこのお店で本となりました。
大きな丸いテーブルにはやさしいおばさんがいて、
話をよく聞いてくれる人がいて、
読書会もしたことがありました。

なつかしいです。

「本と本屋とわたしの話」はいつもこうして、自分の中の本について奥にあった気持ちをひっぱりだしてくれます。

執筆者のおひとりは、大阪文の里の居留守文庫さんに委託の棚をつくられたそう。
ぐぐってみると、なんてすてきな空間!

いつかの楽しみがひとつふえました。




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コメント

野々宮さん

書くということは切実なものをもっているからこそ、ですものね。

石井ゆかりさんの星占い、言葉に日々励まされてます。いまも。
『縫い裁つ人』4巻も、静かなのに、プロとしてのフィールドが熱々に描かれていてやはりじーんときます。

さかなさん、今回も読んでくださってありがとうございます。
小冊子でもとりあげた、貸本喫茶ちょうちょぼっこのメンバーだった真治彩さんが作った「ぽかん3号」が今月発行になりました。http://pokan00.blogspot.jp/
素敵な仕上がりですが、そのあとがきに「見知らぬ人に向け、宛名のない手紙を書くように雑誌を作ったとおもう。」と書かれていて共感しました。軽やかでありたいけれど、切実な気持ちも込めていますから、お返事をいただけるのは、やっぱり嬉しいなと思います。

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