« 本と本屋とわたしの話 | トップページ | 若い寡婦たちには果物をただで(2) »

2014.11.05

楽しみの質をみきわめた読書

01ec547b48c0b04d47d7f005e6b785585b2

2003年、いまから11年も前になりますが、
絵本の店「星の子」(東京都大田区)さんで吉田真澄さんの講演会がありました。

その講演会をまとめたものが
この「楽しみの質をみきわめた読書」でした。
子どもが生まれた時から絵本を定期購読していたのが、
いまは書店としては存在していませんが「童話屋」さんでした。

そこで吉田さんと知り合い、吉田さん手書きの「童話屋」だよりを読むようになりました。閉店後、「子どもの本の店」にうつり、今度は「子どもの本だより」と名前を変えて発行をされ、そのたよりを、2000年9月からメールマガジンという形でやまねこ翻訳クラブで発行することになりました。私はうれしくなって、すぐさま立候補して担当をさせてもらったのです。

何年かたち刊行が少し不定期になった時期があり、いまは私がだいたい月に一度刊行するようになっています。

そのメルマガでもこの「楽しみの質をみきわめた読書」のことはお知らせしていて、入手先としては長らく「星の子」さんを紹介していました。数か月前、「星の子」さんでの在庫が完売したという連絡をいただき、メルマガにおいてもご希望の方は編集の方に連絡をと記すようにしたのです。
長々と経緯を書いていますが、ずいぶん前の冊子でもあり、もう何年もご注文はなかったのですが、ここのところ、続けてご希望のメールをいただき、うれしくなりました。

いつ読み返しても、この冊子には本を読む楽しさに満ちているのを感じます。

私の子どもたちはだいぶ大きくなってしまいましたし、上2人は寮生活になり全員がそろうことは少なくなりました。それでも、下の娘はいつだってお話しを聞くのは好きですし、新しい絵本が家に届くと、いまでも読んでいます。童話屋や子どもの本の店で購入した本には、本のうしろに何年に購入と覚書をしているのをそれをみるのも楽しみです。

月に一度の「子どもの本だより」刊行で、取り上げられた本を再読するのも楽しみ。

こんなに長く子どもの本を楽しめてしあわせです。






« 本と本屋とわたしの話 | トップページ | 若い寡婦たちには果物をただで(2) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 楽しみの質をみきわめた読書:

« 本と本屋とわたしの話 | トップページ | 若い寡婦たちには果物をただで(2) »

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ