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2015年12月

2015.12.13

新聞の今年の3冊より

毎日新聞の今年の3冊といつも書評欄から気になった本を覚書のために画像をば。

来週は海外文学は入ってくるかな。

       

2015.12.07

いま読んでる本

付箋紙いっぱい貼って読書中。

2015.12.06

今日のできごと

快眠度77%

洗濯機、2回まわす。

例年している伯父の年賀状印刷。
はがきデザインキットのバージョンを来年にして
検討、印字、43枚。

伯父は83歳。認知症のすすんでいる伯母を介護している。
年賀状のことで電話してきた時の声が具合悪そうだったので気になっていた。
つれあいは父親を早く亡くし、伯父はつれあいの父親代わりの人だ。

印字後、つれあいを起こし朝食。

卵サンドイッチ、生活クラブの中華饅。

つれあいと2人で伯父の家へ。年賀状を届け、四方山話。

昼になり、伯父が昼を一緒に食べようと。

子供らをピックアップして、親戚の焼き肉店へ。
ランチのメインはラーメンのお店。

伯父は野菜ラーメン。
できあいのものばかりだから、野菜不足なんだ、と。
高校生ボーズは塩ラーメンとミニ焼き肉丼。
つれあいは醤油ラーメンとミニ焼き肉丼。
私とちぃは桜焼き肉丼。

サービスでモツ、食後のコーヒーと身知らず柿。

満腹至福。

伯父もひさしぶりに子供らと会えてうれしそう。
つれあいもうれしそう。

夕方、高校生ボーズは寮に戻る。
電車とバスで3時間。今度の帰省は年末。さみしいのう。

それにしても、満腹つづく我ら。

私とちぃは生活クラブのたこ焼きをそれぞれ5つ食べて夕食とする。
つれあいは満腹だからとビールを飲んでいる。

伯父と一緒に過ごしたつれあいは満足度高いらしくご機嫌。

さて、よい日曜日が終わる。

読むものはたくさんある。読みながら寝よう。

2015.12.05

家族の食卓

高校生ボーズが帰省すると、食卓に並ぶお皿が増えます。

寮生活の食事が2年になり、
家の食事が一番!と思ってくれるようになり、
期待にこたえねば、と(笑)

上が私の夕食、下がつれあいの夕食。
ふたりともがんばりました。

ボーズが喜んでくれるのが何より。

もちろん、ちぃも。

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2015.12.04

11月28日の覚書、その4

ディスカッション、レクチャーの次はワークショップ。

筆跡の声、声の波紋

小説家の古川日出男さんが自作の『女たち三百人の裏切りの書』を朗読。
それを書家の華雪さんが文字化します。

おふたり、始める前は準備運動。
華雪さん、身体やわらかい。ヨガのような運動。
後に古川さんがリハーサルなしの本番。するとふたりとも準備運動しはじめて一緒だと思った(笑)と話してました。

朗読がはじまると、部屋は声で充満します。
華雪さんが、その声を受けとった瞬間、華雪さんの細い腕に力が入っていくのがみえるのです。色白の顔は真っ赤になり、形相もきつくなり、文字が書かれ始めます。

私は声がだんだん聞こえなくなり、目の前の華雪さんに集中しました。

文字の上書きで何を書いているのかはっきりはわかりませんが、
声が文字になっているのはわかります。

濃い時間は20分ほどだったようです。

その後、声を聞いていた人、書をみていた人に分かれてワークショップ。

私は書のグループに。
郡山の海老根伝統手漉和紙 に書く前に新聞紙で思いつくままに。
隣の朗読グループの声が自分たちの手に影響を与えてきます。

おもしろい感覚です。

書き上げた作品は華雪さんが丁寧にコメントをくださいます。

華雪さんはよくみて、よく聞いて、言葉を選びます。
その真摯さに感動。


いい時間でした。
今回のただようまなびやでもっとも印象に残りました。

私の書はこちら。

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「新潮」には華雪さんの文章が掲載されていて、ぜひご一読を。
すっかり華雪ファンになっています。


2015.12.03

11月28日の覚書、その3

「ただようまなびや」からもう1週間がたとうとしています。

ゆっくりと覚書の続きをば。

初日、新幹線の遅延ではじまりが15分遅れ、2時間目のレクチャーはまでの休憩時間で調整。

公共施設が会場だったので、飲食できるスペースがかなり限られています。
しかし、レクチャーの前に何かおなかに入れないと、ぐーと鳴りそう。

初めてくる場所だったので、買ったおにぎりを食べる場所探し。

うろうろしているうち、スタバの前で、村上春樹氏を見かけびっくり。
夢をみているのだろうかとぼうっとしているうちに見失い、
現実なのかよくわからなくなりました。

しかし現実に戻って、なんとかおにぎり1個食べて、レクチャーのある部屋に。

もう豊崎由美さんはいらしていて、前の席に座って開始時間を待ちます。

「小説の声に耳を澄ませてみる」

小説を読むことに何を求めるだろうか。
共感、癒やし。
豊崎さんは、ガツンとくること、わからないことに直面すること。

別のディスカッションで開沼博さんは叱ってくれる言葉を求めているかもしれないと語りました。

本の先には他者がいる。
本を読むことは想像力を働かせること。
価値観がゆさぶられる。

保坂和志さんの『遠い触覚』には、わからないことについて書いている。
わかる わからない
この2択ではない、わからないことの先を考えてみる。

小説それ自体の発している声を勝手にアレンジしない。
自分自身がまっさらな状態で読む。
予断を持たない。
ゆっくり深く読む。

言及した本。品切れになっているものが多いなあ。

    

2015.12.02

今日のごはん

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氷点下の朝。庭の草は霜で白いふちかざり。
霜がとけたら濃霧になった。



今朝、娘は玄米ココア風味フレーク。
私は昨日の残りの豚汁にごはんを入れるぶっかけ(?)。

お弁当のおかずは、だし巻きたまご、キャベツとわかめのおひたし、ウィンナー、紫芯大根のケッパーソテー。生姜の酢漬け。

夕食は野菜たっぷり焼きうどん。ホワイトマッシュルーム、エリンギ、玉ネギ、紫芯大根の葉っぱ、豚バラ少々。味付けは塩、オイスターソース、ガルム少々。これに冷や奴。



観たテレビ「相棒」


2015.12.01

みすず 二〇一五年十一月号より

大井玄氏による
 老年は海図のない海4 地域ケアの手を読む。

 ひとは誰しもが、それぞれの物語の醸し出す意味の網をつむぎ、その「意味の世界」に住んでいる。それは認知能力低下の有無にかかわらない。
(中略)
 「意味の世界」に入るには、普通、なにかのパスワードを必要とする。それは民謡や子供のの時になじんだ歌だったり、趣味の俳句や和歌だったりする。いずれにせよ、本人が気持ちよく、誇らしく、うれしく感じるようになる言葉であり、文言であり、メロディである。それが見つかると、時として劇的な反応が現れる。
(中略)

 認知症高齢者と向き合うには、本人の住んでいる「意味の世界」を推察し、そこに一緒に住む覚悟が要求される時がある。本人がどのような人生の戦いで傷を負ってきたかを知り、その傷の痛みから気をそらしてあげる思いやりは、戦場に設けられた野戦病院で、負傷してきた兵士に応急措置を行うのにも似ている。しかし、老齢の負傷兵には、完全回復の見込みはもうないのが、手傷を負った若者とは、違うのである。

以上、引用。

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