唐詩和訓
特集が「詩のあるところ」なんて、すてきすぎます。
イチオシは訳・解説されている横山悠太さんの「唐詩和訓」
横山悠太さんも不勉強ながらこの雑誌で初めて知った次第。
小説家で現在は北京在住。
「日本人は漢詩を読むとき、それを書き下して読んできました」
そう、その通り。
横山さんは、今までの書き下しとは少し趣向の異なる訳し方をされています。それを「和訓」と称しているのです。
五言詩であればニと三の間、
七言詩であれば四と三の間で意味が切れるので、
それらを二字と三字、或いは四字と三字の一まとまりの漢語とみなし、それぞれに七音の和語(わかりやすい日本語)をルビのように当て、それを詩の意味が徹ように全体を整えています。
大修館書店のWEB国語教室で横山さん自身が上記記の説明がされています。
この和訓がすばらしくよいのです。
イチオシは訳・解説されている横山悠太さんの「唐詩和訓」
横山悠太さんも不勉強ながらこの雑誌で初めて知った次第。
小説家で現在は北京在住。
「日本人は漢詩を読むとき、それを書き下して読んできました」
そう、その通り。
横山さんは、今までの書き下しとは少し趣向の異なる訳し方をされています。それを「和訓」と称しているのです。
五言詩であればニと三の間、
七言詩であれば四と三の間で意味が切れるので、
それらを二字と三字、或いは四字と三字の一まとまりの漢語とみなし、それぞれに七音の和語(わかりやすい日本語)をルビのように当て、それを詩の意味が徹ように全体を整えています。
大修館書店のWEB国語教室で横山さん自身が上記記の説明がされています。
この和訓がすばらしくよいのです。
雑誌では韓愈の5首が紹介されていますが、その1首の和訓部分を書き出してみます。
いけはみそらの あおさをうつし
みずをそそげば なみもうまれる
よがふけつきの かくれるころに
いけにゆらめく ほしをのぞく
漢詩ってよいなと思う和訓ではないですか。
ぜひこれで一冊の本を編んでほしいものです。
いけはみそらの あおさをうつし
みずをそそげば なみもうまれる
よがふけつきの かくれるころに
いけにゆらめく ほしをのぞく
漢詩ってよいなと思う和訓ではないですか。
ぜひこれで一冊の本を編んでほしいものです。
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