ちびちゃん、学校のお友達と手紙交換に目覚めてきました。あまりマメではない質なのか、もらう方が多いので、週末にレターセットを2つほど購入。すると、案の定、あたらしいレターセットを使いたくて、せっせと書いています。今日はお友達は書いてこなくて、自分だけだったらしく、「たまには、わたしも書くよ」なんて言ってました。
毎日会うお友達と何を書いているのでしょう。
そういう自分も思い起こせば、交換日記や手紙交換、好きだった記憶がよみがえってきました。
twitter のさえずりで、刺激的な本とその紹介文を教えてもらいました。
『夜戦と永遠』(佐々木中著/以文社)。教えていただかないと興味をもっていなかった可能性の高い一冊で、もちろん未読です。小説家、保坂氏が、ご自身のサイトで「図書新聞」に掲載されたインタビューを収録してくれているのですが、それがとてもとてもおもしろかったです。
■保坂和志公式サイト[Link]
「永遠の夜戦」の地平とは何か 聞き手・白石嘉治 松本潤一郎
「図書新聞」2009年1月31日号[記事Link]
簡単に書いてはいないので、プリントアウトして線引きしながら読みました。「小説」について、「文学」について、「文体」について、「書くこと」について。
現在はこうなっているからこうしなければ乗り遅れるとか、こんな時代になってしまったから諦めてこうするしかないなどという抑圧的な言説は、惨めな恐怖と怯えと卑屈の産物でしかない。その一夜の一行を信じることができない惰弱さの産物でしかない。ですからわれわれはこう言いましょう、「そんなことは知ったことではない!」
佐々木 中
以文社
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