映画

2024.01.14

映画をみた

「ザ・バットマン」を観た。

ホワイトビールを飲みながら、

エールビールを飲みながら、

ウィスキーの水割りを飲みながら。

 

カーチェイスの視点の低さ、

世の中に対してのつもる気持ち。

期待したものに裏切られた気持ち。

ネガティブなものは色彩が黒い。

 

勧善懲悪でなかったのがよかった。

もっと映画の感想が伝えられる語彙が欲しい。

 

映画をみたあと、夕方の空に月がでていた。

Img_2851

 

2017.10.01

パターソン/ベイビードライバー

9月は2回上京する機会があったので、
映画「パターソン」と「ベイビードライバー」を。

どちらもよかった。Ah-Ha!
ピーナッツバターは端っこまできっちり塗る!

https://youtu.be/w6zjJp33zwg

https://youtu.be/6zuamtyFyKs

2015.07.12

海街diary

大学生ボーズが、
この映画を観に行くんだ!と、
いうのにつられて、

ぐぐったら、
ちょうどいい時間に隣町で上映しています。

住んでいる町には映画館がないので、
電車で1時間半かかる隣町が一番近い。

観に行きたいと思いつつ
DVDになるのを待つつもりでいたのですが、
これも勢い!

ちぃと2人の映画館鑑賞は初めてです。


さて、本題。

原作をリアルタイムで読んできたので、
どのシーンも、映画では語られない背景がよく理解できます。

でも、ちょっとそれが鑑賞には余計だったかも。

語られないことに物足りなさを感じてしまう。

でもでも、姉妹の表情は誰もがすてきで、

ちくわカレーを食べながら、すずと語るちかちゃんのシーンが印象に残ってます。

小さい頃に別れた父親の思い出をほとんどもっていないちかちゃんが、
すずにどんなお父さんだった?と聞いて、
釣りが好きな人だったと教えてくれる。

自分も釣りに興味があるちかちゃんは、
へえ、そうなんだ。うれしいな。私と同じこと好きだったんだな、
と、言葉にせずに表情で語っていました。

あと、よっちゃんがお父さんの葬式では泣かないのに、
姉妹で親しくしていた人のお葬式では4人の中で一番泣いていたシーン。

父親といえど、もう15年も音沙汰ないと、実感わかないこともあるよなあ。

私も30年以上音沙汰ないあの人のことは、もうお葬式にすら行くこともないだろうと思う。


ちぃは、姉妹4人の後ろ姿のシーンで
いいなあ、みんなきれいで足が細くて、
とか。
今のシーン、漫画ではこうしていたのに、
とか、
ついつい漫画と同じでないことのチェックをしてしまっていたよう。


私は
大人がいない(もう姉妹は大人ではあるけれど)
きょうだいの暮らしにただよう空気がよかったなあ。

多少のぶつかりあいをしても、
一緒にごはんを食べて、
食堂にもたまに一緒にいって
ただいま、おかえりのやりとりがある家は
いいな。
でもって、シーフードカレーやちくわカレーのような
家族のごはんがあって。


居場所はその時によってかわるけれど、
映画の中で描かれた1年は
姉妹にとって大事な居場所での時間。


大学生ボーズは
あれ、漫画読んでない人にはさっぱりわかんないんじゃね、
オレは楽しんだけどね。
と。

彼も漫画は自分用に購入して(家でも何度も読んでたし)
いまも何度も読み返しているらしい。









2014.10.13

ローマ環状線、めぐりゆく人生たち

「大いなる沈黙」を観たあと、その日のメインの用事まで時間があり、
もう一つ映画をみた。

「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」

この映画を選んだのは、「大いなる沈黙」と同じ映画館だったこと。
重いスーツケースをひきずりながら次の映画館に行くのは億劫だったこと。

ドラマよりドキュメンタリーがみたかったので。

去年、一昨年と、食の仕事でイタリアに行き、
このローマ環状線をちょこっと通った。

一昨年はちょっとしたトラブルで、
真夜中、知らない家族の車でここを走った。

映画は植物学者が気の音を聞く様、
没落貴族が住んでいるお城を日々の食い扶持のために貸し出す様、
ウナギ漁師が後継者がいないことを嘆く様、
救急隊員が仕事の合間に老親を介護する様、

それらは特別ではなく、彼らのふだんであり、
淡々と日常が描かれて、

ドラマティックではないせいか、
「大いなる沈黙」でも両脇の人がすーすー寝ていたが、
この映画の両隣の人もすーすー寝ていた。


とても楽になれる映画で、
私は寝ないで最後まで楽しんだ。



大いなる沈黙へ

 先月東京に行った時に映画を2本みてきました。
 「大いなる沈黙へ」
 グランド・シャルトルーズ修道院を舞台にしたドキュメンタリーです。
 ナレーションも入らず、時々早回しで一日の空のうつりかわりがみられる以外は
 基本的に修道士たちの祈りの姿がうつされています。
 祈りの言葉と自然の音、風や雨以外は
 ドラマチックな展開もありません。

 当然、両隣の方たちは時々すーすーと寝息をたて、
 私もふっと意識が遠のきそうになることもありました。

 それでもただただ祈る姿に気持ちがついていくようになったのです。

 パンフレットをみると
 修道士の一日は
 23:30に起床。
 その後、3時まで礼拝堂で祈り、
 3:15に就寝。
 6:30に起床し、また祈りの日課がはじまります。

 新しい修道士が入るところから映像は始まりますが、
 自分たちが希望して修道士になろうとしても、
 多くは自らまた去って行くそうです。

 たしかにこの静かな祈りの世界が自分のものになるには
 覚悟以外になにか必要なものがありそうにも思えます。

 礼拝堂では他者もいますが、
  ひとりでいる時間はあっとうてきに多く
 食事もひとり。

 祈る、祈り、祈る。

 パンフレットも映画の字幕も、
 翻訳の部分は私にはすこし難しく、
 しっくり理解はできていないのですが、

 この静かな映画はとても楽しめました。



 
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